焼岳 2012 830
自宅を朝4時10分頃に出発。
コンビニで朝食のおにぎりやお茶を購入して、春日井ICから、東海北陸自動車道に入る。
美濃IC辺りでは雨が降っていたが、まもなく雨は上がった。
飛騨清見ICから中部縦貫自動車道に入り、高山ICから国道158号線を通って、栃尾の交差点を右折した。
しばらく車を走らせたが、中尾高原に向かう道の入り口を通り越してしまった。
戻って、地元の人に道を聞いたりして、やっと登山口の駐車場に着いた。7時30分だった。
焼岳には、4年ほど前に中の湯コースから登ったことがある。
今回は中尾温泉登山口からだ。駐車場の前に数か所温泉が湧いていた。
車は我々含めて5台 登山ポスト
林道(地図では足洗谷という名称)を歩き出すと、まもなく登山道の標識があった。
沢にかかる橋を渡って、山の中に入っていく。まもなく、焼岳の山頂を見ることが出来た。
ここから登山道 遠くに焼岳の山頂
歩き出して40分ぐらいで、落差45mの『白水の滝』は着いた。
30分で着いたと、書いていた人がいたが、かなり速歩きの人なのか?!
その人は、頂上まで3時間かかったとも、書いてあった。自分はどれぐらいで到着するのやら???
道の傍らに咲く花を撮りながら、行く手は展望のきかないブナの林だった。
暫く登って行くと、一気に視界が広がり
笠ヶ岳がくっきりと見えた。曇りがちだった天気もいつの間にか晴れていた。
そこは、『鍋助横手』(昔、鍋助さんが景色に見とれて転落したところ)という標識がある場所だった。
タケシマラン ソバナ ハクサンボウフウ
笠ヶ岳を眺めていたら、下山者とすれ違がった。随分早くから登りはじめたのであろうか?
登り続けると、コケが目立ってきた。
しばらくすると、岩の陰に『ヒカリゴケ』の標識があり、覗いてみると、光沢のあるコケだった。
写真を何枚か撮ったが、自宅に帰って見てみたら、残念ながら光っているようには写っていなかった。
一眼レフのカメラだと、撮れたのでしょうね!
花とか笠ヶ岳が見えたりすると、写真を撮ったりして頂上を目指した。
ヒカリゴケ ミヤマアキノキリンソウ ヤマハハコ
オヤマリンドウ 秀鋼神社 タテヤマアザミ
笠ヶ岳
『国公省雨量計』『秀鋼神社』を過ぎ、焼岳の北峰と南峰がはっきり見えてきた。
森林限界を越えたかなという場所を過ぎ、
焼岳小屋と頂上への分岐の標識を過ぎると、アザミの多いお花畑があった。
硫黄のにおいと共に、ところどころに噴煙が上がっていた。
笹の生える道を通って、尾根道に出て、頂上へのガレ場をひたすら登る。
最後、硫黄で黄色くなった岩から煙が立ち上っているところの横を過ぎたら、頂上だった。
焼岳北峰南峰 硫黄で黄色くなった岩
焼岳のお釜 立ち入り禁止の南峰
頂上 上高地方面 梓川
山頂より上高地方面
山頂より南峰方面
登山口から3時間20分かかった。頂上では、360度見渡せた。
風が少し出てきたので、焼岳小屋に下って昼食を食べることにした。
焼岳展望台 焼岳小屋
再び、ガレ場を下り、中尾峠から焼岳展望台を過ぎて、
シラビソの林の中に新中尾峠があって、小屋が建っていた。
お土産のピンバッチを買って、前のベンチで昼食をした。
ビール550円・水500t500円 昼食の主食はパン
小屋から焼岳を望む 笹の花
昼食後、時計を見たら、13時20分だった。
19時少し前には家に戻りたかったので、ここからは小走りで下山した。
14時50分には駐車場に戻れた。家には18時30分に着いた。
駐車場7:40−登山口7:50−白水の滝8:30−鍋助横手9:00−ヒカリゴケ9:25−秀鋼神社9:45
−中尾峠10:15−北峰頂上11:15−焼岳小屋12:25−駐車場14:50