美ヶ原 焼山沢コース 2014.923

自宅からの距離は、220km余り。

武石観光センターに夜中の2時過ぎに着いた。夜空には満天の星が輝いていました。

仮眠していたが、気温がどんどん下がって夜明け前には6になった。

寒くて寒くて目が覚めた(_)!!

身支度をして、武石観光センターの駐車場を出発して登山口を探した。

キャンプ場方向ではなく、巣栗渓谷方向に登山口が見つかった。

登山口から300mぐらい手前の渓谷案内の看板のところに空き地に駐車した。

7時ぐらいに登山開始\(~o~)

登山口にあった案内図にはサンショウウオが棲む沢と書いてありましたが、見つけられず。


歩き始めて直ぐに渓流荘という建物があったが、無人小屋でした。

沢伝いに上流に向かって、左側を進みます。10分もしないうちに1km地点に到着しました。

1.8kmぐらい地点で沢を徒渉します。

1km毎に表示があるようですが、次の2km地点までは25分かかっています。

 


kmを過ぎて丸太橋を渡ります。

シダの多い茂った道に、朝陽が差し込んで、さわやかな感じの道です。

2回ほど徒渉して、「トガの親木」という案内が出てきました。

そこから3分ということですが、徒渉しても道が見つからず何とか探しました。

登山コースから少し外れた所に有って、実際は、3分もかからなかった。

「トガの親木」は、いちいの木で、樹齢400年、樹高18m、幹太3.8mです。



トガの親木 森の大王です

苔むす森に静かにたたずむ大木の幹の肌が年輪を感じさせてくれます。

苔の森ですが、沢山の種類の苔がありました。


 

沢のほとりで湿っている環境、清らかな水が流れる環境で、苔は生育します。

苔が豊富に生えている美しい場所というのは、その周辺の自然度がとりわけ高いことを示しているそうです。

「日本の貴重なコケの森」http://bryosoc.org/index/koknomori.htmlに選定されてもおかしくない場所です。

そこから直ぐに焼山滝の案内があって、そこも少しコースを外れます。




焼山滝

左下が雄滝で実際は上に何段かあります。

右上は雌滝で幾筋かの水が流れ落ちています。

動と静というか、対照的な趣の滝でした。

滝を過ぎると、3km地点の表示がありました。

ここからは道が削り取られて、滑落注意の道です。4km地点までが危ないです。

「史跡 鬼が城」の看板
を超えると、今度は「ヒカリゴケ」の案内がありました。

洞穴の中に多少、ありました。鉄のハシゴを過ぎ、小さな滝を見ます。







牧場の出入り口からは見晴らし満点

 

km地点を過ぎると、沢の水がなくなり、シラビソの倒木の下をくぐっていきます。

赤トンボが飛んでいました。

シラビソとコメツガの針葉樹の樹林帯を登って行きます。

5km地点6km地点の表示を見落としたか、見つけれなかった(_;) 

急坂を登ると、視界が開けてきた。そこは、牧場の入り口だった。

「牧場の鉄柵に沿って、歩いて下さい」
という案内がありました。

「牛フンに注意」
を思い出して、下を見ながら、歩きます。

牧場の鉄柵に沿って、というのは、牧場の外側ではなく、内側が登山道になっていた。

やがて、牛が現れてきました。散歩中の牛に挨拶をします。

向こうの牛に愛想をふりまいていたら、先程の牛に、後ろから舌でなめられました。

寝ている牛が、我々が通ると、立ちあがるので、そっ~と移動します。

柵の外へ出るとそこが「塩くれ場」で、まずは
登山口から1100m「美しの塔」に行きました。

写真を撮ってから、
2340m「王ヶ頭」へ向かいます。

.8kmの緩い登りです。360度の展望です。

王ヶ頭ホテルの前で、昼食の味噌煮込みうどんを作って食べました。

ホテルから100mが王ヶ頭です。眼下に松本の町を見下ろします。








美しの塔




王ヶ頭から望む

   

登山口1100m、王ヶ頭2340m 行きは4時間、帰りは2時間で下りました。

出合った人は帰りに1人、すれ違っただけ。

王ヶ頭までの往復を合わせて、全部で16kmぐらい歩きました。

登山口700―トガの親木830―焼山滝845―ヒカリゴケ915
―牧場出入り口1018―塩くれ場1045―美しの塔1054―王ヶ頭ホテル1136(昼食)
―王ヶ頭1248―牧場出入り口1318―登山口1318