鳥海山登山 2010.7.1819


                             


7月18日7時に家を出発。8時30分に小牧空港から秋田空港まで

(1時間35分のフライト)


トヨタレンタカ−の手続きをしてヴィッツを借り、ナビに鉾立を登録する。

内陸から海沿いの国道7号線を走る。途中11時半過ぎに、すし屋で昼飯する。

限定のお昼の懐石定食1560円が本当に美味かった。腹ごしらえを済ませて、

再び車を走らせると、やがて、左に鳥海山が見えてきた。








右手は日本海の海、松林は海からの風で陸側に倒れて生えていた。

象潟海水浴場を越えて鳥海ブルーラインの道へと左折する。

鳥海山5合目鉾立の駐車場に車を止め、登山開始は13時40分。

海を見下ろし、6合目の賽の河原へは14時30分に着いた。

雪渓が登場!!ここまでは石段だったが、やがてガレ場の上を歩く。

緩やかな登りでとても歩き易い。ニッコウキスゲが目立つ。




象潟口コースと吹浦口コースが合流すると、御浜小屋(御浜神社)が見えた。

通り過ぎると、鳥海湖があり、バックには新山、七高山、外輪山がそびえていた。

休憩する人が多い、ここが7合目で15時10分だった。

ここまでは風を感じることがなかったが、尾根道に出たからか、風が強くなってきた。

岩場のところもあり、途中ハシゴもあって、8合目の八丁坂には15時30分に着いた。

下りもあり、長い石段のなだらかな所だった。

道が狭くなってきて、登山道らしくなってきた、七五三掛 (シメカケ)

を過ぎると雪渓のある谷、千蛇谷に出る。

雪渓は3度渡る。雪質は固まっていたが、滑らぬように、慎重に渡る。

外輪山と新山の展望は綺麗だった。ここからは勾配がきつくなり、

ひたすら登って、16時50分に《大物忌神社小屋》辿り着いた。



「4時30分までに到着して下さい。」ということだったので、

頑張って登ってきたが、20分ぐらい遅れて到着。宿泊の手続きを済ませて、

寝る場所の確認して、落ち着いてから、大物忌神社に参拝した。

背後に新山が見えた。

7時からが夕食で、それまでにお土産(お守り・登頂証明書)

を買ったりして時間を潰した、水がなく、トイレの手洗いもなく、

食後のお茶も汲んで帰るのは禁止され、お茶のカンは500円で売っていた。

夕食の時神主さんが挨拶に来られて御来光、影鳥海を見るには、3時前に出た方がいいと、

おっしゃっていた。9時の消灯までは、本を読んだりして、過ごした。

夜半は風の音が段々と大きくなって、ガスも濃くなった。



翌朝、ほとんど誰も出発しなかった。

私達も結局、新山に登っての御来光を断念して、

6時30分の朝食まで、ゆっくりと過ごした。

視界が悪く強風の中、下山して行くと、下界は、風も穏やかで駐車場は晴れていた。

7時過ぎに下山開始、10時30分ぐらいに到着した。



ビジターセンター見学、鉾立山荘で軽食(稲庭うどん)を食べた。

ここから、30分車を走らせて、中島台の森に向かった。

鳥海山の標高500~600mのところに広がるところに遊歩道が整備されていて、

ツアーの観光客も大勢、ガイドの説明をうけていた。ここのブナは奇形で、

樹齢が高く巨木が多かった。日本の森の巨人100選に選ばれた、《あがりこ大王》や



鳥海山からの湧水の量が凄い《でつぼ》・こけの一種の《鳥海マリモ》など

周回2時間弱の森林浴はアップダウンも少なく、快適だった。ここから車は

鳥海ブルーラインの道を通って、象潟の道の駅《ねむの丘》で入浴・買い物した。

帰りは有料道路を利用して(実験線で無料だった)秋田空港に戻った。

秋田空港内の和食レストランで夕飯(比内地鶏の卵とじ・わっぱ飯)を食べた。

秋田を20:15分のフライトで21:25分に小牧空港に着いた。


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