丹沢登山
1013.4.28・29
1日目 大倉〜丹沢山 14km 7時間30分
前夜、お風呂に入ってから10時30分過ぎに家を出た。登山口の大倉へはナビで295kmと示されていた。
夜中の2時前に着き、車を道端に置き、シュラフの中で寝た。
5時ぐらいに目が覚め、秦野ビジターセンターの方面へ駐車出来るところを探し行く。
結局、大倉山の家の対面の民家に交渉して1泊1000円で置いてもらうことになった。
朝食を食べたりして、登山口のスタートは7時だった。
西山林道を歩き出して、1時間ぐらいで、県民の森の案内の看板に到着、「黒竜の滝」まで5分ぐらい下って見に行く。
落差15m、水量は多くなかった。付近に水が湧きだしていて、手を洗った。
再び林道を四十八瀬川沿いを30分ぐらい歩いて、二股に到着。川にかかる小さな木橋を渡り左折。
勘七沢とミズヒ沢の分岐するところを、ミズヒ沢方面に進んだ。
ここまでは杉林の林道で、これからが登山道で、30分ぐらいでミズヒ沢出合に到着した。
ペットボトルが沢山置いてあり、鍋割山荘へボランティアで水道水を運ぶ為のものだ。
小さい子やらお年寄りも運んでいた。
徐々に高度を上げていき、高度810mの後沢乗越には9時30分ぐらいに到着した。
1.7km先の道のりの鍋割山1272mの標高までの傾斜がきつく、今回一番汗の出たルートであった、
が途中から富士山が顔を出し、山桜も咲いていて、いい気休めになった。カメラを構える人が多かった。
山頂にかけての登りはきつかったが好天に恵まれた、明るい草地の山頂に到着した。
鍋割山荘のベンチは沢山の人が休んでいて、半分ぐらいが小屋名物の「鍋焼うどん」を食べていた。
1000円で入っていたものは
[たまご・アゲ・ネギ・ナルト・しめじきのこ・えのきたけ・しいたけ・かぼちゃの天ぷら・青菜の天ぷら]
で味は濃いめだった。
鍋割山から小丸・大丸を通って金冷やしの頭までの2.2kmの尾根は鍋割山稜と呼ばれ、ブナの林間を歩く。
まだ、ブナの芽吹きには早かった。金冷やしの頭から塔ノ岳までの急登を終えて、山頂に到着。
1490mの頂上に立つ尊仏山荘は表尾根からの人も交じって、混雑していた。
丹沢で1年間で一番混むのはGWと紅葉の文化の日だそうだ。
尊仏山荘の受付にも「今日は予約の無い人は宿泊出来ません」という張り紙が出ていた。
お湯を沸かして、レトルトパックのコーンスープを温めて飲んだ。
いつもは、スープの粉に熱湯を入れて飲んでいたが、レトルトパックのスープの方が断然美味しかった。
お店には、多種のレトルトパックのスープが並んでいるので、色々飲んでみようと思いました。
ここから丹沢山までは2.6km、尊仏山荘の裏を通っていくと、鹿がいた。
カメラを撮影する人が沢山いて、時々こちらを振り向いていた。笹の道を所々木道が配置されていた。
日高・竜ヶ馬場というピークを過ぎて、2時30分ぐらいに丹沢山に着いた。
丹沢の頂上にて記念撮影して、今日泊まる、みやま山荘は傍にあった。
受付にて夕食は4時30分から、明日の朝食は5時からと一番組に組み入れていた。
今回初めて使ったブラックダイアモンドのストックはザックにしまっていたので、汚れてなかったが、屋外に置くように指示された。
ここの小屋の女将が受付をしていたが、女将がいる山小屋のほうが、心使いが細かく感じる。
山バッチはオリジナルでカラーできれいだったので、購入した。
夕食までは持ってきた雑誌をみたりして過ごした。夕食はカモ肉がメインだった。
寝るまでは、東京から来た3人組のおばさん達と話をして、8時30分の消灯は早くて、
寝れるか、心配だったが、前夜も寝不足だったので、寝れた。1つの布団に2人が寝る、寝がえりはうてなかった。
2日目 16.2km 7時間40分
翌日、4時45分頃、焚き込みご飯の朝食を頂いた。5時30分過ぎに小屋を出発する。
気温は4℃だった。ダウンを着ようか?迷う温度だったが、寒さを感じなかったので、
フリースのシャツで蛭ヶ岳に向かった。片道3.4kmの距離だ。
みやま山荘の女将さんの話では、蛭ヶ岳までピストンで3時間かかるそうだ。
ザックを小屋に置いてきたので、もう少し早く往復出来るだろう!?
丹沢山を下って、鞍部から登り、水場の案内を過ぎると、休憩所がありそこから不動ノ峰に着く。
登って来たかと思えば、また下り、棚沢ノ頭で分岐になっていた。
しばらくは平坦な道で鬼ヶ岩ノ頭を過ぎると、クサリ場があった。
そこから蛭ヶ岳まで登り切ると山頂だった。7時頃になっていた。
私達の後から間もなく登頂して来た人は、朝3時30分に大倉を出発して、3時間40分で蛭ヶ岳まで来たそうだ。
走ってはいないと言っていたが、走るのと変わらないくらいのスピードで歩いて来たのでしょう。
蛭ヶ岳から望む富士山は、とっても素晴らしかった。
丹沢山までで下山して、蛭ヶ岳まで足を延ばさない人もいるそうですが、、、
それは、かなりもったいない\(◎o◎)/!
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丹沢山から蛭ヶ岳までの登山道の景色は、最高ですよ(^_-)-☆
蛭ヶ岳山荘は、物静かな雰囲気だった。
蛭が岳山荘を覗いて、雰囲気をみて、買いたいものはなかったので、そのまま、もとの道で戻った。
復路は、私達と同じように丹沢山山荘で泊まって、ゆっくり出発した人達とすれ違い、挨拶をかわした。
500mlのペットボトルのお茶を2人で飲みほしてしまったので、不動ノ峰と休憩舎の間にある水場の案内板(登山道から3分)があった。
登山道から外れて少し下って行ったが、見つけることは出来なかった。
仕方なく、丹沢山山荘に戻ってからベンチでお湯を沸かして、お茶を飲んだ。
少し時間が早かったが、パンを食べて昼食とした。
食後、塔ノ岳に向かって歩く。気温の上昇とともに、霞が発生して、富士山がぼやけてきた。
尊仏山荘を過ぎ、しばらくして金冷やし頭の分岐を大倉尾根方面に行く。
塔ノ岳から大倉まで標高差1200mを一気に下る。道は大岩の浮き石もあって、歩きにくいところもあった。
大倉尾根はバカ尾根と呼ばれ、ひたすら登りが続く登山道だが、花立小屋をゴールとする駅伝大会の案内、
丹沢ボッカ駅伝大会は6月に行われるらしい。
昨今のトレイルブームで昨日・今日とトレイルランナーをよく見た。
丹沢は山小屋が多かった。下だるほどにお茶などの値段も下がっていく。500円、450円、400円・・・
相模湾を見下ろし、杉林を抜けて、大倉に13時過ぎに到着した。