谷川岳      2015.7.19

 

自宅から谷川岳ロ−プウェイまで、ナビでは420km超えて5時間40分のゴール予定だった。

途中のサービスエリアで
1回だけ休憩して、車を飛ばし、関越自動車道水上ICを下りて、一般道を13kmほど行く。

ロープウェイの無料駐車場に
1250分ぐらいに着いた。

ナビの最初の到着予定よりは
1時間早く着いた。まだ、駐車場は空いていた。

仮眠を取ろうとすると、続々と車がやってきた。


朝、4時過ぎに起きた。

前夜、コンビニで買ったおにぎりを朝食にして、支度をして5時30分過ぎに出発した。

昨日台風が日本海を通り過ぎた。

天気予報では、曇りだが、雨の降る気配はないので、ゴアテックスのレインウェアは、車に置いていった。

駐車場を出発してロープウェイの乗り場を通り過ぎて、車道をグルグル上がって、『西黒尾根登山口』に6時前に到着した。

ここは日本3大急登の一つの登山道だそうだ。山頂まで、3.7km。標高差1200mを登る。


 
西黒尾根登山口                   狭い樹林帯の道


樹林帯を登る。サワグルミの森という案内が有り、ブナ・ナラの樹林帯。

登山道の傾斜は、かなり急だが、岩が階段状になっていて歩幅を一定に上げることが出来て、歩きにくい感じはなかった。

歩いて30分ぐらいで、天然のベンチの場所に到着!座りごこちを確かめる
(^o^)

標高1400mで稜線に出た、ロープウェイの駅のある、天神尾根が見渡せた。

 
天然のベンチ


天神尾根

岩場に出たら、鎖場があった。

高さ8mぐらい、足を岩にひっかけ、鎖を持ち、三点支持で登ります。



  

 

岩場のほうが、樹林帯よりも、いろいろな花が咲いていて、楽しんで眺めます。

車百合、ニッコウキスゲ、ヨツバヒヨドリ、シモツケソウ、コバイケイソウ等咲いていた。



車百合                                  ニッコウキスゲ

 

標高1500mぐらいでマチガ沢の雪渓が見えた。



アブなど虫が飛んでいた。この時期だとネットをかぶって登る人を見かける。

虫を食べる、赤とんぼもチラホラと見られた。

再び、鎖場が出てきたので、慎重に通ります。谷川岳は蛇紋岩なので、滑りやすいそうだ。


3番目の鎖場を通りすぎて、7時50分に標高1516mの『ラクダの背』に到着。

ガスっていて、谷川岳の全貌は見えず。

5分ぐらい歩くと、厳剛新道との合流部の『ラクダのコル』に着いた。




ラクダの背                              ラクダのコル

   

岩場にさしかかると、最大斜度47度と今回最大の急斜面のところを通る。

花の時期は過ぎたと、思われていた ホソバヒナウスユキソウ がまだ咲いていた。


ホソバヒナウスユキソウ 

鎖のかかっている、ガレ場等を越えて、

氷河あとの大きな一枚岩は滑って、ひっかける足場も少なく、うしろから来た人に先に行ってもらって、

渡る方法を参考に見せてもらってから、渡りました。

ここが、初心者は下りで使うには難しい場所です。

岩場が穏やかな道になったら雪渓が出てきた。

固まっているので、問題なく通れました。


滑った一枚岩                             雪渓

高さ2mはあろうかという、大きな案内のところを過ぎて、ここで頂上の方角を確認して

(ガスっていたので、視界は5mぐらい先しか見えず)

9時15分に『トマの耳』に到着。

こちらが谷川岳の頂上になっている。残念ながら展望はなし。

写真をお願いして撮ってもらい、今度は尾根伝いに15分、『双耳峰のオキの耳』に向かう。

途中一瞬、ガスが切れて、展望が開けた。

せめて、ここの尾根伝いは晴れて、欲しかった。



  
方向案内板                                トマの耳



一瞬ガスが晴れたが                        オキの耳

 

オキの耳は標高1972mでこちらのほうが高い、頂上で記念撮影をして、展望が良ければ、

ノゾキまで行こうと思ったが、期待できず。折り返して、肩の小屋へ向かう。

小屋の外のベンチは食事をする人達で満員状態。

お湯沸かして、スープ飲んで、パン・トウモロコシ等を食べる。

肩の小屋でピンバッジ等を買った。食事後、『天神尾根』を下ります。

長い階段・岩場を下る。まだまだ、ロープウェイを利用して登ってくる人達の列は長いです。

すれ違い時、止まって、待っているのが、西黒尾根との違いでした。

西黒尾根を登る人は、かなり少ない!




 

天神のザンゲ岩・天狗のトマリ場と通って行きます。

西黒尾根よりも花が少ないです。

ザンゲ岩を過ぎたあたりから、ガスがなくなって、晴天です。

ただし、頂上を振り返ると雲がかかっています。

トマリ場では沢山の人が休んでいました。

岩場では鎖場のところもあったが、避難小屋までくると木道の道になって、滑るのを気をつけて行きます。

リフトとロープウェイとの分岐をリフトの方向に向かいます。

リフト乗り場が天神峠天満宮が祀らわれていた。

リフトを利用して天神平へ行き、そこからはロープウェイを利用した。




天狗の留まり場                    下ると晴れていた

 

駐車場に13時ぐらいに戻ってきました。

給水して、今度は、登山靴をトレッキングシューズに履き替えて、一ノ倉トレッキングコースを走りに行きます。

ロープウェイを過ぎ、西黒尾根登山口を過ぎると、登り勾配ではあるが、傾斜は緩やかで、

マチガ沢出合・一ノ倉沢出合・幽ノ沢出合・ブナのしずくまで往復約
10kmを走りました。



天神平の天満宮             前に降ろすバーが無かったリフト



マチガ沢                         一の倉沢


 
 幽の沢                    ブナのしずく



西黒尾根登山口600→ラクダの背750→ラクダのコル756→トマノ耳917→オキノ耳929

肩の小屋1000(30分食事)→天狗のトマリ場1109→天神峠1230→リフト天神平1240

ロープウェイ10駐車場1255

 

 

標高 谷川土合口駅(標高750m)トマの耳(標高1963m)オキの耳(標高1977m)

谷川岳肩ノ小屋(標高1910m) 天神平駅(標高1480m)

 

谷川岳肩の小屋 http://www.minakami-onsen.com/tanigawa.php?itemid=198

 

燕温泉花文http://hanabun.com/まで車で3時間200km。 

燕温泉は上信越自動車道中越
ICを下りて、給油をして、宿には6時過ぎに着いた。

夕食は7時からということで、まずは温泉に浸かった。