両神山登山 2013.11.24
前日は、埼玉県の国民宿舎の『両神荘』に宿泊した。
PH9.2の強アルカリ性のメタほう酸の温泉で、ぬるぬるとした肌触りで
露天風呂は、岩風呂と檜風呂があった。
料理は郷土料理で、夕食は「おがの四季の膳」。他に数品のバイキングがあった。
岩風呂 おがの四季の膳
栗ご飯、白飯、蕎麦、味噌汁、サラダ、デザート・・・
B級グルメの味噌ポテト(輪切りのじゃがいものてんぷらを甘味噌でからめてある)は、おすすめです。
朝のバイキングもメニューが豊富で美味しかった\(~o~)/
登山口に近いところの鳥居 登山口に近いところの祠
宿から、日向大谷登山道まで車で30分ぐらいだった。
両神山の名前の由来は、山頂近くに両神神社・御嶽神社の二社、
あるいはイザナキ・イザナミの二神を祀っているからと言われている
8時半ぐらいに着いた駐車場は、すでに満杯で、下の第二駐車場の一番奥になんとか停めた。
登山口にある両神山荘(民宿)の前には人なつこい犬がお出迎えしてくれた。
ここから表登山道(表参道)を使って、頂上までは5.6kmという標識があった。
少し歩くと、鳥居があって石仏・石碑等があった。
最初の1.5kmは登ったり、下ったりして標高をかせげないルートだった。
沢伝いの紅葉 もみじの多い道です
石仏などが残されているのは、修験道のなごりだからだと思う。
薄川沿いの道を進む。まだ紅葉が綺麗だ。道幅は狭く崖っぷちで、縄のロープがないところは危険度大だった。
川を渡渉する箇所は、今回は雨がしばらく降ってなかったので水量が少なく、渡りやすかった。
このコースは途中で七滝沢コースの分岐点がある、[会所]という地名だった。
弘法の井戸は涸れてません 清滝小屋は無人小屋
クサリ場は危険ではない 狼の狛犬
〔八海山]という地名の場所を通りすぎたが、後で地図を見たら、ちょっとしたピークだった。
見晴らしの利かない林の中で、急な登りと緩やかな登りとを繰り返しながら進むと
この登山道で唯一の水場[弘法の井戸]に到着!!
水量は少ないと書いてあったが、まずまず出ていた。
少し飲んだ。しばらく登って行くと[清滝小屋]に着いた。
トイレは、全て使用禁止になっていて、1つだけ男女兼用の冬季用のトイレがあった。
ここで給水するつもりだったが、凍結によるパンク防止の為に水場の蛇口は止められていた。\(゜ロ\)(/ロ゜)/
ボトルの水は、まだ残っていたので昼食には足りそうだ(~_~メ)
両神神社の大杉 頂上で一休み
この先の登山道は、清滝小屋の裏にあった。また、急登りを行く。[鈴が坂]という地名で再び七滝沢コースと合流した。
ここからは尾根道で、展望がよかった。鎖場、ロープの場所が数か所出てきた。
鳥居と狛犬が見えてきた。そこは[両神神社]で、ここの狛犬は犬ではなく、狼だそうだ。
ベンチとイスが2つずつあって、五人の若者達が、昼食を食べていた。
直ぐ上にもう1つ[御嶽神社]あった。祠の中に、いくつも落書きを見つけてとても驚いた(@_@;)
この辺りからぐっと冷え込んでいて、あちらこちらで霜柱が立っていた。上の方へ登って来た感じがした。
鎖場を通過して、頂上真下には、アカヤシオの木が多数生えていた。いよいよ頂上という所で、
初老の男性から『ストックは置いて登っておいで。』とアドバイスを受けた。
なるほど、険しい岩場だった。両手両足を使って
首のない銅像 展望盤は参考になります
南西方向
頂上には、いろいろなコースから登って来た人達で混んでいた。
食事をしている人、記念写真を撮っている人・・・
展望盤に書いてある、山はすべて見渡せるほど空は晴れていた。
埼玉警察の人が山の同定とか、コースのアドバイスとかをしていた。
我々は、七滝沢コースから下山するつもりだったが、
滝裏で滑りやすいところがあるらしいので、登って来た登山道で戻ることした。
[両神神社]まで下りて、ベンチで昼食を食べた。
バーナーの調子が悪く、お湯がなかなか沸騰せず、半なまの味噌煮込みうどんを食べた。
避難小屋でトイレに行き、ゆっくりと転ばぬように歩いても、2回ほど転倒してしまった(>_<)
コースガイドと同じぐらいの時間で両神荘には着いた。
さっきまで、カモシカがいたと、大学生らしき2人が教えてくれた。
両神荘ではピンバッチを買わずに、車に乗って帰る途中に立ち寄った道の駅で購入した。
行きは八王子経由で来たが、帰りは甲府経由で帰宅した。
北東方向
富士山 紅の葉