大台ケ原登山
2013.5.5
東大台コース 8.4km 2時間20分
4時30分に宿泊の心・湯治館を出て、ビジターセンターの横の登山口から、出発した。
ヘッドランプに照らされた道は、緩やかな登りで、高度1530mから1690mの日出ヶ岳まで高度を上げる。
大台ヶ原は、1年で400日雨が降る!! 雨降りの多さは、屋久島か?大台ヶ原か?と言われている。
しかし、幸運にもこの日は、朝から夕方まで晴天だった\(~o~)/
御来光を拝もうという人の波に加わっているので、多分間に合うのだろう!?。
正木峠分岐を左に向かい、木道を登るのは勾配がきつかった。
山頂へはベンチを過ぎて、展望台があり、そこを登る。
もう、多くの人が前に来ていて、撮影しようとしても人が写ってしまうので、この場所をあきらめて、下って行った。
分岐部のところに休憩所があり、ここで撮影している人がいたので、割り込ましていただき、日の出を撮影した。
御来光!
そこから、500mぐらい木道を登って、正木峠のところでも、カメラの三脚が並んでいた。
木道の道がずっと続いていたが、霜がおりていて、滑りそうで、気をつけながら、歩いた。
正木ヶ原ぐらいからは、土の道で歩きやすくなった。
朝陽を浴びた
東屋のあった、尾鷲辻を過ぎ、神武天皇の銅像ある牛石ヶ原はササが多かった。
絶景ポイントの大蛇嵓(だいじゃぐら)では、、本当に素晴らしい光景だった(^_-)-☆
身を乗り出して見た光景は、山谷に雲海があふれていた。
またまた、山に来て良かったなぁ~と思いました(*^_^*)
大蛇嵓先端 山谷に雲海
来た道を戻り、滝見尾根方向に進む。ツクシシャクナゲの群生地を過ぎる。
花のつぼみが見られたから、6月にはシャクナゲのトンネルできれいだろう。
急降下で高度差150mぐらい、シオカラ谷にかかる吊り橋のところは1414mの高度だそうだ。
ツクシシャクナゲの花芽 シオカラ谷にかかる吊り橋
石段の急坂を登り、山の家を右手に見えたら、心・湯治館まではもう少しだった。
7時からの朝食には間に合って、7時30分から、ビジターセンターでレクチャーを受けていた。
注意事項とか、見どころとかの話とかをレクチャーしてもらった。
西大台コース 8.1km 4時間40分
西大台は原生林が広がり、自然を守るための法律のもと、立ち入るためには、事前手続きを上北山村で行わなければいけない。
手続き費として、一人あたり1000円支払った。当日、入山許可証のカードが手渡された。
ひも付きのケースを借りて首からさげて歩いた。途中で、2回ほど監視員のチェックが有るそうです。
西大台入口からの分岐 ウラジロモミの実生
大台教会を過ぎて、西大台の入り口ではマットが置いていて、靴についた種子などを払ってから、入場した。
入口から、反時計まわりのコースで見ることにした。
朝食前の東大台は朝食の時間が決まっていたので、あわてて見た感じがあったので、今度はゆっくりと見ることにしよう。
ブナ林の中は同じ風景のところが続いていたが、いつのまにか沢がでてきて、2度ほど沢を渡って、暫くは沢伝いに歩く。
鹿の防護柵があり、上のほうでは、ドライブウェイのガードレールも見えた。
七つ池(実際は池などない)の地名の前の沢で、大きな岩に座って持ってきたお菓子を食べながら、休憩した。
コバイケイソウの群落 かぼちゃみたいなミズナラの幹
沢にはアマゴが泳いでいた。オオダイガハラサンショウウオは見つからなかった。
七つ池を過ぎると、コケをまとった岩が多い場所、コバイケイソウが多い場所等があった。
開拓地跡では、100年前に開拓を行ったが、大根しか収穫出来なかったそうだ。
100年過ぎると、まわりと変わらない森に戻る。
ミズナラの巨木
ミズナラの巨木を過ぎて、展望台まで往復する。展望台のところで、小処温泉から上がってきたという夫婦にあった。
西大台の許可票を首からかけていなかった。あとで監視員に注意を受けていた。
入口のマットここで靴裏をぬぐう 開拓分岐
展望台では大蛇嵓がみえたそうだが、どれかが分からなかった。赤い吊り橋を2度渡る。
群れていたアマゴ
ここからが、案内が少なく、道もはっきりしなかったので、迷ったかと思いながら歩いていた。
沢伝いの道を歩いて、少し登ってから、入口に戻った。
吉野熊野国立公園 大台ケ原 環境省近畿のHPより抜粋
http://kinki.env.go.jp/nature/odaigahara/odai_top.htm
大台ケ原ビジターセンターで作った葉っぱ 左 ブナ 右 ミズナラ