御嶽登山 2014.8.3
 

今回の登山は、ランニングクラブの人達と一緒です。
Kさんが自宅に来てくれて、AM4時に春日井を出発した。
土岐でMさんと合流して、土岐ICから中津川ICまで高速道路を走行して、その後、19号線を北上。

先日、土石流が発生した「南木曽町」を通って、蕎麦の店が多い、「寝覚の床」も通って、
「元橋」の交差点を左折して、県道20号から、
御嶽スーパートライアスロンのスタート会場
「お祭り広場」
を通り越して、御嶽ロープウェイの駅
到着。
ロープーウェイを利用して7合目まで行くと、下山でもロープーウェイを利用することになる。
皆で相談して、合目の中の湯登山口に向った。
(往復2500円はもったいな〜い)
登山開始は、ちょうど午前7時!!




ロープウェイを利用して登る人の方が多かった。6合目の駐車場の車は、かなり少なかった。
そこの駐車場のバス停横が登山口です。緩やかな木道の樹林帯を登って行く。
7合目の行場小屋を過ぎた頃、雲行きがおかしくなり、8合目の女人堂で雨が落ちて来た。
カッパを着ることにした。
標高が上がってきたので、気温が下がって寒くなり、指先が冷たくしびれた。
合目の石室山荘では、転倒して左腕を骨折した人が手当してもらい下山の準備していた。




8合目から森林限界が始まった。展望が開けて雲の中を歩いている感じだ。
ガスっていて視界は晴れなかったが、時々雲の切れ間から綺麗な雲海が見えた。

合目を過ぎると、「覚明堂」(黒沢道を開いた「覚明行者」由来の小屋)があった。
後で調べてみると、「覚明行者」は、私達の地元春日井の牛山町出身の人でした。





霧雨の中で山頂「剣が峰」に到着した。
ここには、木曽御嶽教の奥宮が祀られていて、参拝のあと、記念撮影した。

山頂は、標高3067m!下界での熱中症とは違って、寒さとの戦いだった。
震えながら即効下山開始(ー_ー)!!





20分程歩いて、二ノ池小屋に着いた。
ちょうど、数名の白装束の行者さん達が出発するところだった。
小屋のご主人が、行者さん達の為に焚いていたストーブに暫くあたらせてもらった。
おかげさまで、冷え切った身体が温まった。
注文した味噌ラーメンと、持参してきたおにぎりで昼食にした。





食後にコーヒーを沸かして飲んでいたら、天気が回復してきた。
二ノ池が見渡せるようになった。

二ノ池は日本でもっとも高い(2905mにある)湖沼で、
対岸には雪渓がありエメラルド色でなかなか趣のある池だった





二ノ池から平坦な道を歩くと、いたるところにケルンが積み上げられていて、
ケルンの上はお地蔵さんが並んでいた。

サイノ河原では霊峰を感じながら少し登って、白竜避難小屋を通り、
また登って、摩利支天乗越し分岐を左に曲がった。

岩塊の道を20分ぐらいで摩利支天山の頂上に着いた。
山頂には1人先客がいたのでシャッターをお願いした。


 


狭くて岩のかたまりで出来た頂上は、標高2956mです。
剣が峰と違い、世俗を感じさせない場所で、ひっそりとたたずんでいる感じがした!(^^)!

摩利支天乗越しまで戻り、20分と案内があった五ノ池小屋へ。
最近建てたばかりできれいな五ノ池小屋です。


 


コマクサの花が咲いている所は、保護所で立ち入り禁止のロープが張られていました。
三ノ池は火口湖の中で、一番大きく、涸れそうな五ノ池とは反対に、豊かな水をたたえていました。
三ノ池から8
合目の女人堂までを行く「巻き道」コースは、
黒沢口コースとは違って木道等が無く、自然の道の樹林帯でした。

巻き道の後半に2度続けて雪渓を横切りました。
とか、アイゼンが無くても渡ることが出来ました。でも怖かったですよ(@_@;)

 


同行している友人が、雪渓で滑りましたが、大したこと無くて良かったです(~_~メ)
合目の女人堂で往路の道と合流して、6合目の中の湯の駐車場へ下山しました。
4時少し過ぎでした。



700 中の湯登山口―730 7
合目行場小屋―805 8合目女人堂―915 9合目石室山荘
1010 剣が峰頂上―1035 二の池小屋―1150 サイの河原―1230 摩利支天山
1320 五の池小屋―1350 三の池―1550 7
合目行場小屋―1620 中の湯登山口