奥穂高岳・唐沢岳

2018.10.7,8

 

10月6日の土曜日、仕事を終えて夕飯を食べて身支度。車で「あかんだな駐車場」へ

仮眠中に激しくが降っていました(-;)

「あかんだな駐車場」は3時半からオープンします。

それまで寝ていたが、時間に起きて駐車場の中に移動して、第2駐車場に止めました。


バスは時間どおりに来て、1台だけでした。

 

日付が変わって10月7日の日曜日

ゴアテックスの雨具を着こんで、450発、往復2050円 始発のバスに乗って上高地へ

その頃には、雨もやんでくれました(^^)v

上高地バスターミナルで登山届を出して出発です。

午前6時「河童橋」「明神」「徳沢」「横尾」「本谷橋」「涸沢」へ

 
「河童橋」 この時は山にガスが              ガスが晴れて 「明神岳」がきれいに見えました

「河童橋」は上高地バスターミナルから徒歩5分の場所です。

「河童橋」から3kmで穂高神社奥宮の標識がある「明神」へ、

朝焼けの「明神岳」は奇麗で、皆さん写真を撮っていました。

「明神」から「徳沢」は途中徳本峠との合流部があり3.4kmの距離です。

「徳沢」から「横尾」までは3.9kmでここまではハイキングコースです。

横尾を基点として登れる山は数多く、槍ヶ岳、涸沢、穂高岳、蝶ヶ岳など

北アルプス登山の出発点となっています。

「前穂高岳」を眺め、横尾大橋を渡ると、登山道の始まりです。

「横尾」から「本谷橋」は2.8km

小さなつり橋がかかる「本谷橋」は岩に座って多くの人が休憩していました。


屏風岩


「本谷橋」のつり橋は狭い

「本谷橋」から西方向には「北穂高岳」がきれいに見えました。

「本谷橋」を過ぎると登山道は一気にキツイ急坂へ変貌。

「涸沢」まで2.5kmで、標高差600m登ります。

ナナカマドは大きく、赤い実を沢山つけていました。


涸沢谷はナナカマドが多いです

右手から北穂高、中央に奥穂高岳、左手に前穂高を擁する涸沢カールに到着します。

涸沢には、少し離れて「涸沢小屋」と「涸沢ヒュッテ」が有ります。

私達は、「涸沢小屋」で、ラーメン;を食べて小休止(^^)

 
行きは小屋のルートを行きました






ヒュッテのテント場

 

ここから今日の宿泊先の「穂高岳山荘」までは、岩場が多く有ります。

1週間前に買ったばかりのヘルメットをかぶります

義兄に『会社のヘルメットを貸してやるぞ』って言われたんですけどね()

今回、日本百名山登頂94座目にして、初ヘルメットです(^_-)

 

涸沢→奥穂高岳の山頂までの区間で、ここだけで高低差は900m、距離は2500m、

ザイテングラートの取り付きからハイマツの間の岩登りが始まります。

ハイマツ帯を抜けると正面に岩陵が見えてきます。

ここはザイテングラートの中で唯一梯子と鎖が設置されている場所です。

ザイテングラートはドイツ語で『岩壁の側面の支稜(しりょう)だそうです。

穂高山荘まで50分というコース案内ですが、あてにならないです。

この日一番の急登でした、えらかった。


ヘルメットが似合っています (笑)


ザイテングラートから振り返る

午後2時「穂高岳山荘」に着きました

受付を済ませて、明日登る「奥穂高岳」「涸沢岳」を見ながらのティータイム

夕飯は、三回交代制でした。午後5時の1回目の夕食を頂いて就寝(^_^)


穂高岳山荘は、奥穂高岳⛰️の直下に有ります。


ここまでが長かったぁ~

涸沢カールの紅葉見頃には、1週間程遅かったです(・・;)))

「穂高岳山荘」は、思ったより混んでいなくて

相部屋に1枚の布団に寝ることが出来ました(^^)v

下の涸沢カールに有る「涸沢ヒュッテ」は、

1枚の布団に2人で寝るそうです(O.O;)(oo;)

「穂高岳山荘」は珍しく、クレジットが使える山荘でした。

スマホに充電サービスもあって、利用させてもらいました。

ごみの収集もあるのには驚きました、有難いです。

夕食を食べながら、隣の人とおしゃべりしていろいろな情報を得るのも楽しいです。

夕食を食べ終わったころが夕陽が沈む光景が見られ、皆さん、外に出て見てました。


山荘から眺める夕陽

10月8日の祝日  登山2日目

朝5時に宿泊先の「穂高岳山荘」を出発して、

日本百高山、標高順ベスト100の8番目、

標高3110m『涸沢岳』へ

ここで、10名程の登山者と一緒にご来光を見ました   山頂は、岩場でした。

前方には、『槍ヶ岳』後方には、『奥穂高岳』

奥穂高岳の山頂にも数名の登山者が、ご来光を見ていました。



涸沢岳から奥穂高岳を臨む


ご来光

下山して、5時50分頃、山荘で朝食を戴きました。朝食定番の「朴葉味噌」も付いていました。

殆どの登山者は、食事を終えていました。

ザックを山荘に置いて、身軽になって『奥穂高岳』のピストン

コースタイムは、上り50分  下り30分

  
梯子は最初だけ                       ジャンダルム

岩場が多くて、かなりの登山者も、ヘルメット着用していました

頂上付近に『西穂高岳』へ向かうルートの分岐点が有ります

そのルートの始まりは、「ジャンダルム」と呼ばれている岩場で、両サイドが切れ落ちた狭い足場でアップダウンを繰り返して進みます(O.O;)(oo;)

5名が、そのルートを進んでいました

奥穂高岳の頂上は狭く、祠が有りました。

晴天で四方八方、素晴らしい眺めでした


360度の展望


ご存知 槍ヶ岳


ジャンダルムには人がいました

山荘に戻り、ザックを担いで下山開始

往路は、涸沢小屋経由でしたが、復路は、涸沢ヒュッテ経由の涸沢パノラマコースにしました。

涸沢カールを通る、見晴らしが良い、歩き易いコースでした

ヒュッテで、ランチタイム;

名物のおでんも食べました。皆さん、美味しそうに生ビール飲んでいました。

その後は、涸沢、本谷橋、横尾、徳澤、明神のコースで、

午後4時少し過ぎに上高地へ戻りました.

登山者・観光客でごった返し、駐車場へのバスは長蛇の列で

沢渡行きへの行列は1kmぐらい並んでいました。