南木曾岳

200.9.6

9月最初の日曜日 【南木曽岳】登山

妻籠宿の近くにある【南木曽岳】は、中央アルプスの中で、御嶽山・木曽駒ヶ岳とともに

「木曽三岳」のひとつに数えられています。

低山ですが、登山道は急で狭く、木でできたハシゴが数十もあり、高い山へ登るためのトレーニングができる山です。

そのため、登山コースは、左から登り、右から下りる一方通行になっています。

すれ違う人を待ってやり過ごす必要がないのは嬉しい配慮です。

登りは急できつい部分もありますが、山頂付近は別世界の様な自然庭園。巨岩と巨木の静かな山歩きを楽しみました。

 

恵那峡S.Aで偶然一緒になった、名古屋の登山グループの車についていって、

8時過ぎに駐車場に到着。既に10台以上の車が駐車してありました。

登山口辺りは、川の近くで、川底は白くて澄んでいました。

今回は、秋に予定している登山の為のトレーニングです。

シュラフやマット、ゴアテックスのカッパ、ボンベ等を入れた48
Lリュックを背負って行きます

 

 

避難小屋が建つ道は自然観察路で、木に表札が掛けてあります。

しばらく林道を歩いていくと、金太郎誕生の地の伝説の「金時産湯の池」です。

ここが『蘭登山口』で、正面に大きな看板と共に南木曽岳方面への道標が有りました。

橋を渡り沢沿いに進めば下山路との分岐点です。

ここを過ぎてわずかに進むと「金時の洞窟」。この周辺から南木曽岳の山頂までは急登の連続です。

日本しか自生していない、「木曽5林の高野槙」の林をぬけていきます

高野槇は秋篠宮家の悠仁親王のお印です。

胸を突くような尾根の登りは階段混じりで、滑りやすい箇所もあるので転倒にしないように気を付けて登って行きます

 

「かぶと岩」の看板を越えてひと登りすれば傾斜が緩み、頂上台地の一角に入って行きます。

ここから三角点が設置された山頂まではわずかな距離です(*^^*)

山頂は樹木が茂り展望が有りませんでした。標高は1,679 m。日本の三百名山のひとつともなっています。

ちょうど居合わせた二人の若者に、写真を撮ってもらいました(^o^)v

どこか昼食にいい場所がないかと、下山開始。暫く行くと、「見晴らし台」が有り

北峰方面への道を進むと笹原に出て、正面に避難小屋が見えました。

ここが北峰の展望台です。

展望もよく、解放感満点の場所なので、ここで昼食を取ることにしました。

今回は、焼きそばを作って食べました
(^_-) ちょうどお昼時で、ベンチもあって、5組の登山者達もランチタイムです。

この日は晴れて、展望良く、中央アルプス・北アルプス360度見渡せました。

下山も梯子が連続する非常に急な下りが延々と続く。

梯子は、全て木製で、踏み板が脆かったり、角度が微妙だったりと、慎重に上り降りしました
(^_^;)))

上りの道と合流すれば急な下りは終わり、まもなく林道に出て、暫く歩いて登山口に到着しました。

そして、登山口近くの『男滝  女滝』に立ち寄りました。