妙高山登山 2015.7.20
前夜、朝食用におにぎりをもらっていたので、5時起床して部屋でおにぎりを食べた。
車は宿に置いて、登山口まで、歩いて行く。
5時30分より、登山開始(^◇^) 無料露天風呂の「黄金の湯」 日本百滝の「惣滝」の展望台を覗きながら、進む。
燕温泉から近い登山口 惣滝
車道を進むが、勾配がきつい。朝6時でも暑い。
登山道入り口の看板を過ぎると、道が狭くなり、谷側は深くて、落ちたら、命の保証がない、という感じの道だった。
黄色いホトトギスの花や高原の女王という別名のシモツケソウの赤い花が咲いていた。
黄花ホトトギス シモツケソウ
赤倉温泉の源泉という小屋までは、車道で、勾配がいよいよきつくなって山道に入っていく。
暑いので、持ってきたお茶が随分減ってき! 小屋の横に湧水があったので、喉をうるおす。
2段の滝が見えてくる 称明滝(上)と光明滝(下) 去年は光明滝の滝つぼまで下りていった。
これらの滝が落ち込んでいる谷が、北地獄谷といわれる。
称明滝(上)光明滝(下)
称明滝の左側の巻き道を険しい急傾斜の直登を登りきると滝に出て滝上部の沢を渡渉し今度は沢の右岸に沿って登っていく。
麻平分岐に到着した。ここに4合目という標識有った。
辺りは硫黄臭い。2,3度、沢を渡渉した。
タニウツギ 冷えて有り難かった雪渓
山道から沢の雪渓を横断する頃には、雪渓から冷気が漂い、気温的には快適な天然クーラーの中を歩いていた。
『胸突き八丁』入口の案内が雪の中に埋まっていた所が、雪渓のおしまいで、再び、山道に入っていく。
胸突き八丁の始まりだ!
6合目の天狗堂まで標高差300mを一気に登る。
『天狗堂』は赤倉温泉からのコースとの合流部で、学生さん達が休んでいた。
小さな祠もあった。6合目から7合目の『光善寺池』までは近かった。
池には子どものサンショウウオが沢山いた。昨日の雨で道はぬかるんでいた。
光善寺池 エンレイ草
8合目も近かった。8合目にある「風穴」は2つあり、どちらからも涼しい風が出ていた。
9合目を過ぎると鎖場が出てくる。天然の大石を彫って。階段を作ったところに足をかけて登っていく。
行きは良かったが、帰りは団体さんとすれ違い、大人数が通りすぎるのを止まって待っていた。
鎖場を過ぎると低木帯を行き、山頂真下は岩稜帯で、ペンキで岩に黄色のマークされていて、探しながら登っていった。
たどり着いたところに10合目の案内板が有った。
そこは、南峰で『妙高山大神』が祀られていた。
その先の『日本岩』を通りすぎて、北峰に山頂の3角点があった。
頂上で記念撮影して、昼食タイムです。
腹ごしらいをして、下山します。
予定では、長助池巡りの燕新道のコースから帰りたかったが、
今年は長助池の周りに雪渓が多く危ないとのことで(夕べ宿の女将が教えてくれた)
来た道をピストンして帰ります。
私達が頂上で食事する前に、先に下山して行った、約30名のパーティが6合目の天狗堂で休憩していたので、追い抜きました。
歩いている最中だと、停滞していたでしょう\(゜ロ\)(/ロ゜)/
帰りの雪渓では滑らぬように気をつけて、下ります。
光明滝を過ぎた後の車道は快適に下れました。この登山道は、下りに使うと良い道です(^_-)-☆
燕温泉(標高1,101m)⇒光明滝(標高1,534m)⇒北地獄谷麻平分岐(標高1,595m)⇒
天狗堂(標高1,925m)⇒光善寺池(標高2,066m)⇒風穴(標高2,082m)⇒鎖場(標高2,260m)⇒妙高山(標高2,454m)
燕温泉5:24→光明滝6:21→4合目麻平6:39→胸突き八丁6:12→6合目天狗堂7:43
→光善寺池7:55→8合目風穴8:09→9合目8:41→10合目9:13→妙高山頂上9:34
→下山開始10:00→燕温泉12:00
6時間36分