南アルプス 南部縦走
2017 8.11~14
お盆休みを利用して、南アルプス南部縦走に行って来ました❗
8月11日(一日目)
前夜9時に自宅を出発して、夏期臨時駐車場で、仮眠する予定が、
名古屋方面から夏期臨時駐車場に行く道が、すぐ出前で通行止め(O.O;)(oo;)
仕方なく戻り、途中の駅で仮眠して、東京方面から行く道へ。...
かなりのロスタイム‼
東海フォレストの一番バスに乗る予定が、駐車場に着いたのが朝の10時頃。
幸いに、案内のおばちゃんが、東京から渋滞で遅れて到着した登山ツアーの貸し切り🚌に乗せてくれました❗
そのツアーは、萩原次晴さん主催で、本人に会えました✌
急遽、登山計画を変更しました。
反時計回りを時計回りで縦走することに‼
1日を無駄にしなくて良かった(^_^;)))
バスに1時間乗って「聖岳登山口」で下車して、やっと11時半に登山スタート!!
登山口から、いきなりの急な坂(;一_一)
暫くすると、少し平坦ですが、またまたずっとずっと急な坂の連続(;一_一)
汗のかきっぱなしでした!!
終わりがけは、小雨が降ってきて、夕方5時過ぎに「聖平小屋」に到着しました!!
同乗させて頂いた20名ほどのツアーの方々は、6時45分頃に無事に到着されました。
小屋では、到着時にフルーツポンチでおもてなしでした。✌
美味しくておかわりしました(本当は一人一杯です)。
登山マップです
『聖岳登山口』から時計回りにゴールの『椹島ロッジ』
こんな感じで、アップ⤴ダウン⤵登山してきました(^_^;)))
スタートは、1番下の高度表で、右から左へ。
『聖岳登山口』からスタートです❗きつい⤴️⤴️続きます(>.<)y-~
荻原登山部は、ストレッチをやっていました。
まだ歩き出して15分ですが最初から急登で早くもお疲れモードです。滝見台までが長い、その後,コースは下り気味
サラシナショウマ ヤマトトリカブト
高度が上がると花が目立ってきました。
木道は雨で滑ります あと1.8kmは,80分の予定 後半にも吊橋がありました
最後は小川伝いの道、雨が降ってきて、ヤッケとザックカバー着けました やっと、『聖平小屋』に到着しました。暗くなる前で良かった!!
シナノオトギリの花が目立ってきました。小屋に着いたのは、夕方5時過ぎでした。
こんなに遅く着いて、いいのか?心配しながらも
後ろにパーティがまだいるのが分かっていて、ちょっとした安堵感もありました。
樹林の間にカラフルなテントが見えた時は本当にホットしました。
『聖平小屋』はトイレが離れていて、朝は沢山の人が並んでいました。
宿泊は別館で、空いていました。バーナーが使えたので、お湯を沸かしてコーヒーを飲みました。。
噂のフルーツポンチ、美味かった! シュラフに包まって、オヤスミナサイ!!
1日目聖岳登山口11:20 聖沢吊橋12:44 滝見台16:06 聖平小屋17:53
距離7.2km 標高差1121m 標高差(累計)1775m
8月12日(第2日目)
『聖平小屋』で朝御飯を頂いて、5時過ぎにスタート
今日は、5つのピークを越えての登山です
1時間余り、ひたすら登って、1つ目のピーク『小聖岳』2662mに登頂しました。
次は、1時間半程、凄~い急坂を頑張って登り続けて( ;∀;)(/ω\) 2つ目のピーク『前聖岳』3013m
ここは、日本百名山の1つです。
私達にとって、89座目です。
すっきり晴れて、景色を楽しめました。
頂上でドローンを飛ばしている人がいました!
初めて間近でドローンを見ました!!
次は、ひたすら坂を下って、また登り返して、2時間程で3つ目のピーク『兎岳』2799m
ここで、聖平小屋で作ってもらった昼飯の爆弾🍙;を食べました‼
大き過ぎて、完食出来なかった┐('~`;)┌
次は、50分位の尾根歩きで、4つ目のピーク『小兎岳』2738m
細かなアップ⤴ダウン⤵の尾根歩きを経て
5つ目のピーク『中盛丸山』
ここから6つ目の『大沢岳』を経て宿泊先の小屋へ行く予定でした。
しかし、『中盛丸山』の頂上で出会った6人グループの方々から、
『大沢岳』を回避したコースで行くことを聞きました❗
今日の宿泊先の『百間洞山の家』は、3時までに到着しないと、名物の豚カツを食べれないと
言ってみえました‼️
確か、4時迄ではないかな⁉️
その時、午後1時半。『大沢岳』周りで3時迄に小屋入りは、ちょっと微妙‼️‼️(O.O;)(oo;)
私達も豚カツにつられて、回避したコースで行くことにしました(^_^;)))
2時半に『百間洞山の家』に到着した❗
しかし、豚カツにありつけるのは、4時迄でした(^o^;)
小屋に着いた途端、ざっーと雨が降りだした。
雨に濡れずに良かった✌
この小屋は、三人で切り盛り‼
愛想は、全く無い‼
貼り紙に従うように注意されて‼
5年程前から、豚カツは、この小屋の名物✨です(^_-) 少人数制での夕御飯なので、
揚げたての豚カツ 炊きたての北海道のゆめぴりかのご飯
とっても美味しかった\(^^)/
『聖平小屋』から2日目のスタート 薊畑分岐は 雲海が広がっていて、素晴らしい景色です
トモエシオガマ マルバダケブキ
スタートはまだ暗くて太陽が山の間から顔を見せると、雲が赤く染まって綺麗でした。
植物復元で鹿対策の網が張っている、聖平を抜けていきます。
幻想的な朝もや
朝陽が雲の上に現れてきました
ご来光 綺麗でした
便りが島と聖岳との分岐部で雲海が見えました。
樹林帯から森林限界を過ぎると岩が大きくなってきます。
スタートから高度300mを1時間半ぐらいかけて登って
まずは1つ目のピーク「小聖岳」 後ろが「前聖岳」
ずっと、ザレ場の急な登りが続きます。
山頂部分も見えているけど、なかなかたどり着きません。
この辺りになるとジグザグの道を下ってくる人とたくさんすれ違いました。
小屋から聖岳をピストンするクラブツーリズムの人から頑張ってと、応援を受けます。
小屋から3時間、聖岳山頂です。
2つ目のピーク『前聖岳』
日本百名山~89座目登頂
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青空にドローン
聖岳から下って聖兎のコルまで下がって、1時間登り返して3つ目のピーク「兎岳」
ここで、昼食のばくだんおにぎりを食べました。頂上の岩場に咲く、タカネビランジ。
4つ目のピーク『小兎岳』 尾根歩きなので、色々な景色が見渡せます
クルマユリ トウヤクリンドウ
『小兎岳』から下って、今度は樹林帯も通って、岩場は手足を使って登って、
分岐部、大沢岳を行かず 貼り紙をよく読むように言われました(O.O;)
もう足が残っておらず、時間かけて樹林を下って行きました。
小屋に着いたら、雨がザァーと降ってきました。結構な量でしたので、降る前に着いてラッキーでした。
温かくて美味しかった\(^^)/ 4時過ぎに小屋に到着した登山者かな❔
私達の後で、豚丼を食べてました(((^^;)
夕飯の事も貼り紙が‼️(^o^;)
距離8km 標高差200m 標高差(累積)2461m
8月13日(第3日目)
昨日、朝御飯の予約したのをキャンセルしようと受付に行ったけど、変更は、夕方4時迄で断られた。
その時、四時半だった(>.<)y-~
手持ちの行動食で何とかしようと決めた。
朝3時45分に登山開始‼
昨夜もかなりの雨が降ったけど、ありがたいことに、朝には晴れていた。
今日は、7つのピークを越えての登山です✋
ベッドライトを点けて、1時間程、ひたすら急な坂を登ります( ̄▽ ̄;)
だんだん明るくなって 『百間平』に到着❗
だだっ広くて、百間という地名が付けられたのが分かりました✋
次は、馬の瀬と呼ばれている尾根歩き
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その後は、急な坂を登り続けて、1つ目のピーク『赤石岳』3120m
ここは、日本百名山です‼
私達の90座目登頂です✌
このすぐ側に建っている『赤石岳避難小屋』
名物小屋番のおじ様がいらっしゃいます‼
私も記念写真を撮らせて頂きました
登山バッジを購入して、朝御飯代わりの行動食を食べて出発;
15分程で、2つ目のピーク『小赤石岳』に登頂
晴天☀️の尾根歩きは、空中散歩の様で本当に素晴らしかった
初めて、《ブロッケン現象》を見ました‼
最高の体験です(*^o^)/\(^-^*)
『小赤石岳』から、45分程ひたすら下って
広い平な『大聖寺平』へ❗
30分程で、『荒川小屋』へ到着しました。
9時半。ここで、ラーメンと赤飯を食べました 塩分、水分、エネルギー補給しました✋
1時間近くゆっくり休んでいました❗
小屋に有った看板(荒川小屋から千枚小屋を目指すボーダーライン)を見ていたら、
今日の行程をここで止めるか(荒川小屋で宿泊する) 更に予定していた千枚小屋まで行くか⁉
私達は、ボーダーライン上でした(O.O;)(oo;)
意を決して、千枚小屋行きを決断‼‼
小屋から、ひたすらひたすら急な坂を登り続けて、登山道から少し外れた3つ目のピーク『前岳』に登頂
登山道に戻り15分程で、4つ目のピーク『中岳』に登頂
一度、鞍部まで下って、急な坂を登り返して
5つ目のピーク『悪沢岳(東岳)』に登頂
ここは、日本百名山です
私達の91座目登頂です(*^o^)/\(^-^*)
今回の縦走で、3つ目の百名山です✌
この後は、ほとんどが下り坂で、6つ目のピーク『丸山』に登頂
名前の通り、丸っこい山です。
反対方向から上がって来た女性から、雷鳥親子に会った話を聞きました‼
7つのピーク『千枚岳』に行く間、周りを注意深く見ていると、雷鳥親子に会えました✌
2羽の子供を連れて、登山道で遊んでいました‼
『千枚岳』は、名前の通り、岩が何枚も重なった所で、岩を乗り越えての登頂でした
ここから、宿泊先の『千枚小屋』を目指して
ひたすら下って行きました‼
3時半には、小屋に到着しました✌
小屋には、4時まで到着しましょうという
ボーダーラインをクリア出来て、ほっとしました(⌒0⌒)/~~
荒川小屋を今日のゴールにしなくて、本当に良かった(/\)\(^o^)/
小屋から1時間まず登ります
『百間平』です❗ ガスも有りますが、朝焼けが綺麗です
赤石岳の尾根伝い
さて、いよいよ赤石岳に取り付きます。ガレ場の道がずっと斜め上方向に延びています。
山頂の下、登山者が張り付いているのを眺めます。
聖の登りもきつかったが、赤石の登りも、登り甲斐がありました。
山頂横の名物小屋。人生の避難小屋だそうです。
富士山がみえました
『赤石岳』山頂です (標高3120m)
一度は見てみたかった《ブロッケン現象》が見えました。
『小赤石岳』まで、空中散歩です
マツムシソウ チングルマ
『小赤石岳』からずっと下って行きます。着いたところが 広い『大聖寺平』ですチングルマが咲いていました。
『大聖寺平』から1時間 トラバ-ス道を歩いて荒川小屋に到着しました
ラーメンを頂きました、塩分・水分補給出来ます。
ボーダーラインの看板です(O.O;)(oo;)
ここのお花畑は鹿侵入禁止の柵の中です。
ハクサンフウロ、ヤツガタケタンポポ等咲いてました。
荒川三山の1つ『前岳』です 途中、中岳を通って、岩場を行きます。
お花畑の柵を越えたら、のぼりが始まります。
中岳避難小屋を越えるとぐんと下がって、悪沢岳に取り次ぎます。
中岳の鞍部から、1時間あまり、激しい岩場は3点支持で乗り越えて、山頂到着です。
他に2名がいました。写真撮影をお願いしました。
あそこが山頂と思うと、その後ろに、山が出てきて、いい加減に嫌になったら、本当の山頂が出てきた。
荒川三山の1つ、日本百名山の『悪沢岳(東岳)』です
『悪沢岳』です❗ 振り返ると、ガスが少し取れて、綺麗にみえました
大きな岩の頂点を乗り越えて(ここが今回のルートで一番の難所でした)
丸山(標高3032m)はなだらかな山で、ここを過ぎたら、雷鳥の親子に会いました。
雷鳥の親子です。子供は2匹いました。親が子供を離れないように鳴き声を出していました。
下って、少し登るとピークが現れ、3つめのピークが『千枚岳』です。
梯子を登って、タカネビランの花の横を過ぎたら、頂上です。
『千枚岳』は、名前の通り、岩が何枚も重なった所
千枚岳もタカネビランジが花盛りでした。
途中の標識で千枚小屋まで、90分というのがあり、焦りましたが、
直ぐの標識では小屋まで20分になって、ほっとしました。
小屋が見えてからが、長かったですが。。。。
マルバダケブキが沢山咲いている、千枚小屋に到着です!!。
本日の宿泊は、別館「月光荘」 本館から遠くて、少し上がった所に有りました。
百間洞山の家3:43 百間平4:51 赤石岳7:19 小赤石岳7:54 大聖寺平8:47 荒川小屋9:34
荒川前岳11:54 中岳12:08 悪沢岳13:18 丸山14:19 千枚岳15:01 千枚小屋15:33
8月14日(第4日目)最終日
千枚小屋のおにぎり🍙を食べて身支度して、
6時頃に下山スタート
標高2600mちょっとの千枚小屋からゴール地点の椹島ロッジ1100mまで下山します‼
うっそうと茂った樹林帯で眺望がきかず、
平均的な勾配はあまり急ではないが、とにかく距離が長かった┐('~`;)┌
8割程下山した所にちょっとした登りと岩場が有りました。
見所は無くて、最後には、吊り橋と滝見橋が有り、気温が上がってどんどん暑くなってきた(・・;)(;^_^A
昨夜、山小屋でダウンを着ていたのが、嘘みたいです(O.O;)(oo;)
11時過ぎに『椹島ロッジ』到着❗
ここは、登山基地になっています。
聖岳や赤石岳や悪沢岳の単独登山口になっています。
ロッジのレストランの屋外テラスで、昼食に
かき揚げうどん、 ホットドッグセット、ソフトクリームを食べました。
休息して、13時の東海フォレスト送迎バスに乗り、1時間で夏期臨時駐車場へ❗
道が悪いのに、荒っぽい運転で、バスの中で寝ていたら、何度も身体が浮いたり頭をぶつけたりして、
下車して頭を触ったら、たんこぶが出来ていました(ToT)(--)/
夏期臨時駐車場から、3時間かけて、60号線の山道~
井川ダムから189号線の山道~
油島から27号線を経て
新東名高速道路の『新静岡インターチェンジ』から1時間半で自宅へ
雨は、夕方から夜半にかけて降っていたので、
雨具を着ることも無かった❗
疲労は残ったが、故障も怪我も無くて
楽しかった山旅が終了しました(⌒0⌒)/~~
千枚小屋の正面玄関から富士山が見えるはずなんですが、生憎の☁️空です
出発して 程なくしてありました、シラビソの森の『駒鳥池』
清水平・小石下を通過して、2回ほど車道を渡りました
樹林は間栽されていました。 シャクナゲが多かった、花の時期に来たいです。
シラビソの樹林がダケカンバに変わって、ツガ、ミズナラの木が目立って来ます。
下りから少し登るところが、岩頭(いわがしら)見晴らし
ゴール間近の吊り橋です、ここを過ぎると滝が出迎えてくれます。
ゴールの椹島ロッジです。ここでソフトクリームを食べてバスを待つことに。
午後1時出発のバス、1時間半ほど時間がありましたので、昼食もとりました。
バスは3台やってきました。最後のバスに乗って、悪路をバスに乗ること1時間。
駐車場に戻って、車ですぐのところの温泉で4日分の汗を流しました。
田代温泉、キャンプ場に隣接している温泉で空いていて、ゆったりと入ってきました。
🚶🚶
距離9km 標高差1547m 標高差(累積)1749m