雲取山登山 2014.11.02

ナビでは、自宅から登山口の三峰神社の駐車場まで300km弱だった。

自宅を夜の9時10分頃に出発!!高速道をひた走り、甲府昭和ICで下りて、下道を80km走る。

ループ橋を渡る手前で、たぬきのつがいが道路を横断した。

続いて、鹿が出てきたのでちょっと競走をしてみた<鹿に負けた(T_T)/~~~> 

目的地まで残り15kmぐらいのところで、崖崩れによる通行止めの看板が出てきて、焦った(@_@;)。

何とか迂回路を見つけて、登山口の三峰神社の駐車場に着いたのは、夜中の2時頃だった。

それほど寒くなく、少し厚着をしたら毛布もかぶらずに、仮眠出来た。


 


時に起きて、朝食をとり支度して、7時頃に登山開始!!三峰神社は奥秩父紅葉まつりの会場です。

夜は、ライトアップの見物客の車で渋滞するそうです。

三峰神社の横のビジターセンターの前を通り過ぎると、すぐ登山口だった。

「三峰千年の森」の看板が有り、整備された道を行きます。

三峰千年の森というのは、キャノンが石楠花を1000
本植栽して三峰神社の奥宮に続く道を整備しています。

かつては
三峰口駅からバス、ロープウエイを乗り継いで三峯神社に参詣。

さらに5時間半で雲取山へというのがメインルートでした。

ロープウエイが廃止され、さらに東京都側の奥多摩からは、

日原林道や後山林道を車で雲取山登山口まで入ることができるようになり、

三峰口からの雲取山登山者は減少したそうです。

しかし、地元の人が言うのには、三峰ルートのほうが奥多摩からのルートよりも登山道はしっかりと整備されているそうです。

ちなみに雲取山は東京都の最高峰(2017m)であり、頂上には埼玉と東京の2つの頂上案内がありました。


 


最初は杉・檜の林の中を通ります。

やがて、ブナ・ミズナラの森と変わっていきます。

1km毎の表示があります。クリ・カエデなど落葉広葉樹の森で落ち葉のじゅうたんです。

沢山の落ち葉で登山道がわからないほどです。

 

 

 

 


2kmの表示を過ぎると、「二股桧」という表示があり、ここからブナの林になった。

炭焼き窯跡
の付近から、奥宮に向かう道ありました。奥宮は妙法ヶ岳にある。

妙法ヶ岳は三峰三山の一つで、あとは雲取山と白岩山だそうだ。

3.5kmのお地蔵さんがある、「地蔵峠」を過ぎると、アセビの林で、

暫く歩くと、すぐに休憩所がある「霧藻ヶ峰」に到着した。

「霧藻ヶ峰」は、秩父宮様が命名されたそうだ。

そこには、宮さまのレリーフが有り、展望は良かった。

展望指示盤には御嶽山も見えることになっていたが、曇っていて噴煙をあげている御嶽山は見えなかった。

 

 




霧藻ヶ峰から鞍部を下ったところが「お清平」

蜂の巣注意の案内あり。石灰岩の大岩が目立った。

すれ違う人から、これから急登が始まりますよ、と声を掛けられたのが「前白岩の肩」。

途中、道が分かりにくいところもあったが、1774mの「前白岩山」のピークを登った所で団体とすれ違います。

団体は、昨夜雲取山荘に泊まって下山途中だそうです。

暫く行くと、営業していない「白岩山荘」が有った。

近くには水場があります。ダケカンバの林を抜けると「白岩山」のピークに着いた。

頂上は山道から少し外れたところに標識が有りました。近くのベンチでは、2名の方が休んでいた。

1921mの「白岩山」は、白い石灰岩が多いことから命名されたそうだ。

ここから雲取山を望むことが出来ました。少し下って行くと、平らな所になった。

「芋の木ドッケ」
で分岐の標識があって、雲取山方面は右に行きます。

ここでも大きな石灰岩がありました。


 


暫く登っていくと大ダワの鞍部」で、男坂と女坂の分岐がありました。

男坂のほうが、直登ルートできつそうですが、距離は短かいので、行きはこちらを選択しました。

しばらく行くと、廃墟となった雲取ヒュッテが出て来た。

横を通り過ぎるとテント場があり、一張りだけあった。

赤いテントの脇を通ると、大きな建物の雲取山荘に着きました。収容人数400人、通年営業しています。

登山口からは10kmです。水飲み場の前のベンチでは数人が休んでいました。


 

 


今日は荷物が軽いので、リュックをデポせず、背負って、頂上に向かいます。

木にシラビソの名札がかかっています。

所々で樹木に名札がかかっていて、名前を教えてくれるので、有り難いです。

山荘から700m登山道を登りつめると頂上です(^。^)y-.。o○ 

この辺りは倒木が目立っていて、登山道には、水たまりが有りました。

急坂を20分あまり登ると、2017mの「雲取山」頂上に到着しました\(~o~)/

 時刻は、ちょうどお昼の12時!登山道からは5時間ぐらいかかりました。

頂上は、埼玉と東京の2つの山頂案内があり、展望指示盤もありました。

富士山には、頂上に雲がかかってました。



 

 


森林限界がなくて、頂上まで樹木があって、紅葉もきれいでした。

写真を撮って、10分ぐらいで下ります。今日は雲取山荘の昼食を食べる予定。

しかし、注文したら、何も食べるものはない、と言われました\(◎o◎)/!(>_<)(;一_一) 

本当に何もないの?と聞いたら、カップラーメンだけあると言われ、外のベンチで食べました(~_~メ)。

持ってきた行動食のどら焼きと饅頭とあられでお腹を満たしました(*^_^*)

山荘からの戻りは白岩山・前白岩山の2つの山を登るコースです。

「霧藻ヶ峰」の避難小屋は、コーヒー等の飲み物の営業をしていて、

小屋の主人から、あと1時間で着くよ!と言われました。

実際は残り3kmぐらいからはトレイルランで帰りましたから、それよりも15分ぐらい早く着きました。




最後の杉林に来ると、木立の中に濃霧がかかって、とても幻想的でした。

三峰神社はパワースポットと紅葉の名所です(^_-)-☆ 

中に入って見学したかったのですが、人も車も混雑、渋滞していたし、

時間が無いので門のところまで行って引き返して来ました。



登山道入口7:00-地蔵峠8:25-霧藻ヶ峰8:35-前白岩の肩9:35-前白岩山9:50-
白岩山10:30―芋の木ドッケ10:44-雲取山荘11:35-
雲取山頂12:00-雲取山荘にて昼食13:00-登山道入口16:00