3日目、小屋で朝食用の弁当を受取り、4:20に出発した。

ライトを片手に樹林帯の滑りやすい石がゴロゴロした道を登っていく。

途中2か所ぐらい笹原のゆっくりコースを選択して登って行く。

ガレ場を通って、三俣蓮華岳登頂コースと三俣蓮華岳巻き道の分岐点で朝弁当を広げた。

6:00位に、ガレ場の石の上(少々斜めだった)にザックを置いて、お弁当を1/3食べたところで、


急にザックがゴロンゴロンと石ころの坂道を転落していく。いつ止まるのか??もう手元に戻ってこないかな??


 ドキドキしながらも半分諦めて見ていると、ザックは、雪渓も越えて
100mぐらい下のお花畑の中でようやく止まってくれた。


頑張って道無き谷を降りて行ってザックを取り戻した。


ほっとして食べかけのお弁当を食べ終えて、巻き道コースを選んで先へ進んだ。


お花畑沿いのコース、枯れ沢の岩場を進むと雪渓を横断する場所もあった。ハイマツの樹林帯を歩くと三俣山荘へ着いた。


正面に槍が岳がそびえ、背後の鷲羽岳が真近で大きく見えた。15分ぐらい、水分補給とトイレ休憩などして鷲羽岳への登山開始。


頂上まで歩き易い直登コースでどんどん高度をかせいで、
70分ぐらいで頂上に着いた。ここからは水晶岳が近くに見えてきた。


下って登って、ワリモ岳頂上付近を過ぎ、10:20位にワリモ北分岐
(水晶岳と雲ノ平方面)に着いた。


ザック転落・取り戻しで時間をとってしまったが、この時間ならば水晶岳にも行けると安堵した。

ここ、ワリモ北分岐にザックをデポし35分ぐらいで水晶小屋に着いた。

ここで栃木のおばさまとまた再会!既に水晶岳に登頂してきたそうだ。

毎朝マウンテンバイクで近くの山にトレーニングされている効果か、その健脚ぶりに本当に驚いた。

水晶小屋で野口五郎岳や黒部ダムを見ながら、300円だったけど、美味しいコーヒー(他の小屋は、500~600円)を戴いた。

ガレ場にハシゴのあるところを通り、40分弱で水晶岳頂上へ。

今回の最高点2986mからの眺めは、多少ガスがかかっていたが、とても良かった。

黒部ダムも見る事が出来た。稜線を戻り、水晶小屋で昼食のおしるこ(お餅2個入り・お茶付き)を食べた。

疲れている身体に程良い甘さで美味しかった。ワリモ北分岐に戻る途中に走っている
3人のトレイルランナーに抜かされた。

ワリモ北分岐で重たいザックを背負い、今度は、雲ノ平方面〜祖父岳(じいだけ)に向かう。

下って、登って・・祖父岳の頂上!ごつごつした石がいっぱいだが、なだらかで広くてケルンが沢山作られていた。

斜面を下りると、直ぐに雲ノ平山荘が見えてきた。しかしここからが長かった。

山荘は、少し先に見えるのだが、かなりぐるぐる迂回した遠回りの道を歩き、

途中のテント場で水を汲んで、分岐から2時間弱、16:20に山荘に着いた。

 
      

      早朝三俣蓮華山に続くハイマツ道                朝飯食べていたらザックがころがり落ちた
 

    

危険をかえりみず、ザックを取り戻しに行く              巻き道の湿地帯のお花畑


夕食は、豆乳酒粕石狩鍋で、到着順の3班目で呼ばれた。山口県から来た方と3人だけの食事だった。

この方は、外国にも登山(6,000m級)をされる方でいろいろと貴重な話を聞かせてもらった。

早朝、3時過ぎ。早立ちの人達は準備をしている。屋外に出て空を見上げると、雲が無く満天の星でした。

暫く眺めていたら、すっーと☆流れ星☆を見る事が出来ました。  


 
    

雪渓を通って山荘へ                       三俣山荘の隣りは鷲羽岳
 

     

ワリモ岳北分岐でザックをデポする                  尾根道は水晶岳に続く 

 
    

水晶小屋にて 野口五郎岳を前に優雅にコーヒータイム          水晶岳頂上真近のガレ場にはハシゴが
      

 

水晶岳頂上から黒部ダムが見えた
      

 

水晶岳頂上から 野口五郎岳〜鳥帽子岳へ続く稜線
 
 
 
 
     

水晶岳頂上から雲ノ平を望む                      今回の最高点2,986m
 

     

 水晶岳頂上の真下にあったお花畑                   祖父岳の頂上は、だだっ広かった!
 

     

  祖父岳を下りるとすぐにテント場と山荘が見えたが …          遠回りしてやっと山荘近くに来た

       
               

  水晶小屋のおしるこ                 雲ノ平山荘            山荘でひと休みしてコーヒー



 

3日目のルート 紫色は往復した箇所です

 
4日目は雲ノ平山荘で朝食を食べ、5:30位に出発した。


木道の歩き易い道を行くと、いろいろな外国の名前の庭園があったが、どれも区別がつかなかった
(~_~) 


登ってきた山々を眺めながら、ハイマツ帯の道が終わると、展望がきかない針葉樹林の急下りの道になった。


湿って苔が生えた石は、滑り易くて段差も大きくとても歩き辛かった。


その上、この頃からすれ違う人も多くなって道を譲る機会も多くなり、薬師沢小屋まで思った以上に時間がかかった。


小屋は、川に架かった赤いつり橋を渡ったところに建てられていて、多くの人達が休憩していた。


小屋で野菜ジュースを買って、沢まで下りて飲んだ。澄み渡った青空と沢のせせらぎとでとても心地良かった
!!


薬師沢小屋を出発して少し登り道を行くと、その後は木道で歩き易く、祖父岳等の写真を撮りながら歩いた。


カベッケが原のまわりには、小さい沢もあって、野生のブルーベリーが生えていた。


食べてみたら、、酸っぱかった
!! 暫く歩いて、橋を直している工事の所を過ぎてからは、急な登りが続いた。


汗だくになりながら、太郎平小屋に11:30分過ぎに着いた。


ここで1日目と同じく、ラーメン
(ここのラーメンは結構美味しい)を注文して昼食とした。

海を渡る蝶「アサギマラダ」がひらひらと飛んできた。たっぷりとお茶を飲んでから、折立登山口へと進んだ。

道には大きな石が有って疲労した足の裏に当たって、痛かった。3角点過ぎてからは樹林帯になって気持ちよく歩く事が出来た。

15:30前に折立に戻ってきて、有峰の有料道路を通ってゲートを越えたところの国民宿舎の白樺ハウスで、

4日ぶりに天然温泉のお風呂に入って(髪を3回シャンプーしました)、帰宅した。  

 
 
      

出発時のまだ暗い雲ノ平 遠くに笠ヶ岳が見えた              朝露に濡れるチングルマ
 

      

雲ノ平は環境保護の為木道が設置されている              奥日本庭園 バックは赤牛岳?

 
      

(雲ノ平〜薬師沢) 直登コースを下る 石が滑って危なかった     赤いつり橋を渡ると薬師沢小屋が 川に尺岩魚は見えず
 

 
      

カベッケが原 シラビソの林立ちが美しい               祖母岳を振り返る 素晴らしい空の青さ

 
 
  
      

戻ってきた太郎平 この日はガスがなく薬師岳がはっきり見えた        折立登山口へと帰る草原の中 石の道



 


4日目のルート 下って行くのも辛かった

 

<雲ノ平周辺の花>

 
        

ニッコウキスゲ                        コバイケイソウ

 
        

キヌガサソウ                         モミジカラマツ 

 
         

チングルマ                           コイワカガミ

  
         

ミヤマダイコンソウ                  ミヤマリンドウ

  
                 

ミヤマダイモンジソウ                                 トリカブト

 
          

トウヤクリンドウ                            クルマユリ