蝶が岳・常念岳  2013.9.22~23
 


三俣の駐車場に朝方の4時に着いた。三俣の駐車場は70台駐車可能のことだが、随分下の路肩にも車が停まっていた。

3連休の真ん中だから、なおさら混んでいたのだろう。駐車場から少し下った路肩にスペースをみつけて、駐車することが出来た。

時間程仮眠をしていたら、早々と登山を始める人達の足音で目が覚めた。早速、朝食を食べた。身仕度を終えて登山のスタート!!

車止めを通り越して林道を歩き始めたら、8時になっていた。すぐに登山口があった。

ボランティアの方がいらっしゃって、登山者カード提出・書き込みの世話をしてもらった。

歩き出すとほどなく、50m
蝶が岳と常念岳との分岐があり、ここが三俣の名前の由来だそうだ。

  


そこから直ぐに吊り橋が出てきた。烏川にかかる吊り橋だ。

暫く行くと「力水」という、ここの登山道で唯一の水場があった。

40
分ぐらい進むと、距離表示が1kmのところで、ゴジラみたいな木が出てきた。

口の中には尖った石が置いてあり、目に相当するところには野球のボールが入っていた。

辺りは、シラビソの森になってきた。標高があがると大きな石が登山道に出てくるようになった。

苔にむした倒木も目立つ。駐車場から2.5km
地点のまめうち平では多くの登山者が休んでいた。

  
ゴジラの木                     休んでいる人が多かったまめうち平

標高毎の表示やらベンチの表示があって、よく整備されている登山道だ。

途中、なだらかな登山道の森林の終わりがけは、紅葉が始まっていて、黄色い葉っぱが見えた。

お花畑を過ぎると、森林限界を過ぎて、山頂も見えてきた。


  

 
常念の頂きが見えてきた
 
常念・前常念岳が見えてきたところは、急登で最終ベンチが置いてあった。

蝶が岳ヒュッテまで1km
を切った距離のところなので、頑張って上を目指します( ^^) _U~~

大滝山の分岐のところで稜線が見えてきて、そこからは10分ちょっとで、頂上にある、テント場に着きました。

テント場の横には蝶が岳ヒュッテ!!そしてその向こうには北アルプスの絶景が・・・
\(~o~)/


  
大滝山への分岐点                テント場は寒かった

 
蝶が岳ヒュッテの全貌
 
穂高・槍連峰が間近に見えるのがここのコースの人気のあるところです。

 
槍ヶ岳

12時50分頃に蝶が岳ヒュッテに着いて宿泊の受付を済ませました。

早い到着なので、部屋もいい場所、食事も早い時間の予約が取れました。

外では寒いので、戸内の自炊場で昼飯をとることにしました。アルミパックの味噌煮込みうどんです。

麺が少なめでしたが、身体も温まりとっても美味しかったです。次回は、お餅も入れて食べようかな(^。^)y-.。o○


昼食後、蝶が岳の頂上、標高2677mに行ったりして時間を過ごしますが、いつの間にかガスが出てきて展望はいまいちでした。

ヒュッテでは夕食後
アコースティックギターのライブが始まりました。

私達は眠たくて眠たくて
(前日は2時間あまりの睡眠でした)、部屋で爆睡です(-_-)zzz(-_-)zzz

  

 
翌朝は4時頃起きた。天気予報では6時までは曇りだったが、快晴でした。

5時15分の朝食は早い者順で、5時過ぎに並んだら、時間前に食堂に入れてくれて、食べることが出来た。

早く食べることが出来たので、5時40分ぐらいの御来光を見ることが出来た。


   
御来光
 

朝陽で槍ヶ岳や穂高岳などが赤く染まった絶景に感動でした(^_-)-☆

  


ヒュッテに戻り、支度をして常念岳までの稜線伝いの道を行く。

朝のすがすがしい気分で、まだ疲れてない状態で平坦な道を、パノラマで北アルプスの絶景を見ながら歩く。

今回はここが一番良かった。


歩き出して45分ぐらいで横尾の分岐部に着く。上高地に下りるコースは次回にした。

蝶槍には7時ぐらいに着いた。しばし写真撮影をした。ここから、下りていくと樹林帯の中に入った。


  
蝶槍までは平坦で眺め良し

夏は高山植物が沢山咲いているそうだ。また、稜線沿いは高山蝶が見えるそうだが、今回は見えなかった。

  

  
蝶槍の頂き                 鞍部の向こうが常念

 
蝶槍からの穂高のパノラマ

アザミ・キキョウの花、黄色くなった木の葉。山は秋色に変ってきていた。

小さな池の周りの紅葉を眺めたら、登りの道になった。

  

  

  

 

 
常念岳からのパノラマ

途中休憩した2592峰から見た蝶が岳方面はTVBSフジの絶景百名山のオープニングの風景ではないかと思える光景だった。

下っていき、森林限界を越えて、ハイマツ帯を抜けると、大きな岩にかこまれた山頂の常念岳が間近になり、

ガスがかかっていたのが、歓迎するかのように晴れてきた。

岩場の急登りを登って、頂上へ。頂上は多くの登山者でにぎわっていた。

2857mの標識と祠で記念撮影をして、大きな岩をバランスをとりながら、下っていった。

  
一の沢と三俣への分岐点                常念小屋

  
常念乗越から一の沢へ下る           6月に増水していた沢




途中、常念小屋から一ノ沢へ抜けるルートと前常念から三俣へ抜けるルートの分岐点があった。

今回は足を痛めていたので、一ノ沢のルートを選択した。

今年の6
月に一の沢から常念岳を目指したが、増水で川を渡れずに途中で引き返したことがありました。

あの時の増水していた川は、今はどうなっているのだろうか??見てみたい事もあって。


午後1時頃、常念小屋でカレーライスとそばを食べた。

一の沢登山口に下山するので、そこから三俣の登山口まで送ってもらうタクシーの予約は、常念小屋で出来ました。

5時に
一の沢登山口に迎えにきてもらうことにした。予定より少し早く、4時半頃に一の沢登山口に着いた。

タクシーは、すでに到着していて、すぐに乗り込んで送ってもらった。

ちなみに、タクシーの送迎料金は、7000円だった(~_~メ)


タクシー利用客は、ちらほらみえたんですが、ほとんどの方が駅までの送迎だった。

車にもどる三俣への道は猿が多く、歓迎してくれてるかの様だった。

 
 9月22日
 三俣駐車場8:00>ゴジラの木8:58>まめうち平10:08>標高2000m地点11:05>最終ベンチ12:35>大滝山分岐点12:50>蝶が岳ヒユッテ13:05
 
9月23日
 蝶が岳ヒユッテ6:00>蝶槍7:02>常念頂上10:40>常念小屋12:10>一の沢登山口16:00