2012 青森登山 <岩木山> 2012 10月6.7.8日
6日の夕方、仕事を早めに切り上げ、小牧空港18時15分フライトの便に乗る予定で自宅を出発した。
夕方のラッシュ時と重なって道が混んでいて、焦りながら空港に着いた。
ところが、貨物の乗り入れが遅れているとのことで、出発が50分遅れているとの事。
必死になって車を走らせてきたのに(;一_一)・・・時間に余裕が出来たので、
お茶を飲んで出発を待っていた。
帰宅してからPCのメールを見ると、フライト遅延のメールが来ていた。
携帯にもメールを届けて欲しかった(-_-メ)
青森までの1時間10分ぐらい機上の人となり、20時20分頃、青森空港に着いた。
ベルトコンベアーで運ばれてきたトランクを引き取り、
徒歩5分ぐらいのレンタカーターミナルへ行った。
トヨタのパッソが今回の道先案内車で、早速、ナビに今夜の宿の『百沢温泉』を入力して出発(^o^)/
レンタカーの店員さんに青森空港は有料道路の中にあるため、帰りはお金を払って戻って来るとか、
ガソリンスタンドが近くに無いなどの説明を10分程受けた。
ナビの宿までの到着予定は2時間かかることになっていたが、
実際には、1時間ぐらいで午後10時少し前に温泉に到着した。
夕食を頼んであったので、途中で到着が遅れることを連絡しておいた。
食事する場所として案内されたのは、お隣の建物の「スナック峠」だった。
ママさんが一人で私達の到着を待っていてくれた。
お客は、私達2人だけ!薄暗い中で1500円の焼き魚定食を食べた。
翌日の朝食用のおにぎりも作って貰えた。
部屋に戻って浴衣に着替えて温泉に直行した。
温泉は、男風呂も女風呂も私達の貸し切り状態だった(*^_^*)
お湯がものすごい量でドバドバと出ていて、源泉かけながしになっていた。
かなり熱めのお湯で、湯船は大中小3つあった。
百沢温泉は、日帰り客がほとんど 自炊部もあります
翌朝も、朝湯を楽しんだ(*^_^*)
出発前に温泉の前を通ったら、パートのおばさん達が温泉を全部流してきれいに掃除をしていた。
素泊まり4000円で、清潔でたっぷりの源泉の湯が楽しめた。
宿から岩木山神社まで歩いてすぐの距離にあったので、
車をそのまま駐車場に停めさせていただき、登山口のある、神社に向かった。
見事な円錐形の『津軽富士、岩木山』は、ふるさとの富士のランキング1位になっているほどで、
雪がかぶっている写真をみると、確かに富士山そっくりだった。
『百沢コース』は、昔からの登山のメインコースで岩木山神社奥宮参拝道で山岳信仰のルートです。
8月1日のお山参拝のお祭りは農作豊作祈願の祭りだそうです。
岩木山神社の階段を登りつめて、左手に道があり、そこが登山口になっていました。
岩木山奥宮登山口 狛犬が無事を祈ります
岩木山神社に狛犬が沢山いたが、登山口にも狛犬がいて、我々の出発を見送ってくれた。
スキー場のゲレンデから岩木山を望む 低木の間を通ります
登山口には山頂まで4時間15分、6KMと記載されていた。
テントが張られていた桜林公園を抜け、百沢スキー場のゲレンデを通って行った。
杉林の七曲りは勾配が急で、山頂まで3時間30分という案内があった。
カラスの休み場というところはちょっとした広場になっていて、
先行の人達が休んでいた。
それから15分ぐらい行ったところに姥石という場所があり、
ここは昔、岩木山が女人禁制だった時代では、
ここまでしか女性は上がることができなかったそうだ。
姥石 焼き止めヒュッテ
焼き止めヒュッテの先は、水場がある『錫杖清水』まで迂回路を登って行った。
ダケカンバの林道から、大きな岩の道になって難路となり、
子供では難しいコースではなかろうか。。。
『錫杖清水』は、名水と言われていて飲んでみると、とっても美味しかった!(^^)!
ここから山頂まで1時間10分という案内があった。さらに登って行くと、池が出てきた。
この辺りがミチノクコザクラが沢山見られるという
『種蒔苗代』という場所で山頂まで40分という案内があった。
今回はこの辺りから紅葉を楽しめた。暫く登って行くと、リフトからの登山道と合流した。
『鳳鳴ヒュッテ』の横を通って岩場の階段を登って、10時15分に山頂1625mに着いた。
山頂と奥宮のところで記念撮影をした。売店を探したが見つからず、
ガスがかかっていて展望は良くなかったので、早々と下山することにした。
頂上から「鳳鳴ヒュッテ」まで下って来た。
下山は、ここから八合目駐車場を経て、岳登山道コースの予定なので、まずは八合目駐車場を目指した。
振り返ると山頂の紅葉が綺麗だった。
リフトを利用して登ってくる人達、八合目駐車場から登ってくる人達、
大勢の人達(半分は軽装だった)とすれ違った。
おそらく百沢から登る人の10倍はいたでしょうね(@_@;)
遠く見渡すと、海岸線の先に津軽海峡を見ることができた。
錫杖清水を汲んで後で飲みます 沼のある種蒔苗代
草紅葉の走りがありました 鳳鳴ヒュッテの鎮魂の鐘
意外にも八合目までの下山に時間がかかり、どんどん寒さを感じ始めた頃にやっとターミナルに着いた。
建物の中には、無料休憩所が有り食事の為のイスが置かれていた。
バーナーに火を点けて、昼食をとった。
ガスバーナーは、飛行機持ち込み不可なので、百沢温泉に宅急便であらかじめ送っておいた。
すき焼きうどんが昼食のメニューで、寒い時期によく合うメニューだった。
ポットが置いてあったので、食後に熱いコーヒーを作って飲んだ。おかげさまでで身体が温まった。
さて、下山再開です(^o^)/ターミナル駐車場からの岳登山道は、リフト乗り場の横にあった。
クマ笹の中に有る階段の道からやがてブナ林になって、途中、杉林もあったが、またブナ林になった。
思ったより下山に時間がかかり、ちょっと焦り気味で所々小走りしていた。
ここの辺りは、粘土質の道だったので、5,6回転んでしまった(>_<)
巨木の森の分岐点を過ぎ、登山道はだんだん広くなって稲荷神社が見えたら、
登山道の終点で、岳温泉街に着いた。
岩木山頂上 海峡越しに北海道
振り返って岩木山 昼食のすき焼きうどん
バスターミナルから岳登山道 最初は笹の道です
ブナの林1 ブナの林2
岳温泉発のバスは14時10分発。
急いだ分、少し時間が出来たのでお土産店を見てまわった。
色々迷ったが、結局ソフトクリームを食べた。
バスに乗ってリンゴ園を眺めながら、百沢温泉前のバス停で降りた。
バス停から5分歩いて、駐車場に戻って来た。
宿の女将に挨拶をして、今夜の宿『酸ケ湯温泉』まで出発です。
途中のリンゴ園で、リンゴ4個を100円で買いました。
翌日の登山で食べたが、とっても美味しかった。
同日に開催されていた、「弘前・白神アップルマラソン」の応援をして、
弘前城の近くを通って、城ヶ倉大橋を越えて、『酸ケ湯温泉』に到着しました。
柔らかい土の道でした ブナの実かな?
稲荷神社 登山道は鳥居をくぐる
『酸ケ湯温泉』は八甲田山の登山基地なので、紅葉のこの時期の予約はネットでは取れず、
旅行会社を通じて宿泊することが出来た。
迷路の様な廊下を行き7号館の部屋に案内されて、荷物を置いた。
初めに『玉の湯』に入って石鹸で体を洗った。
次に『ヒバ千人風呂』混浴の千人風呂(石鹸は使えない)に行った。
熱湯・湯滝(うたせ湯)・四分六部の湯等があった。
酸ヶ湯の温泉は白く濁っていた。酸性が強くph1.76、硫黄臭あり。
古くから湯治場で名をはせている。国民温泉第1号に指定された。
入浴後の夕食は部屋で頂くことが出来た。郷土料理の帆立貝焼き味噌が美味しかった。
夕食後、千人風呂が8時から1時間は女性専門になったので、清子は入りに行った。
この機会を逃したらなかなか入れないかも(・・?
夕日を浴びる酸ヶ湯に到着 玉の湯は石鹸OK
夕食は部屋食 ヒバ千人風呂
岩木山神社奥宮登山口6:48-桜林公園7:00-スキー場ゲレンデ7:05-七曲がり7:08-カラスの休場7:28―
姥石7:45―焼止りヒュッテ8:30―錫杖清水9:20―種蒔苗代9:47-鳳凰ヒュッテ9:54―岩木山頂上10:15―
鳳凰ヒュッテ10:40―八合目ターミナル11:30―岳登山口12:13―巨木の森分岐点12:53―羽黒温泉分岐点13:19
―稲荷神社13:28―岳登山道入口13:32
弘前市役所 岩木山登山マップより抜粋
百沢温泉より登り岳温泉に下る