北海道登山　2010年8月12〜16日

8月12日9時過ぎ自宅を出発。

名古屋小牧ＡＭ11：00→とかち帯広ＡＭ１２：４０のフライトで北海道！

そのころ台風4号は富山沖に。小牧空港は風が少しある程度で、心配していた欠航も無く

、行く先が航空不能の場合は引き返すこともあるそうだが、機体が激しく揺れることもなく、

本を読んでいたら、予定通りに帯広空港に着いた。飛行機は滑走路から空港までは、

外を通るのだが、雨が降っていたので、飛行機のタラップを降りたら、傘を差し出してもらえたので、

借りて、空港の中まで歩く。機内へ持ち込んでいたのはリュックで、

あとの預けていたスーツケース2つを手荷物受取の場所で、出てくるの待って、

受取り、トヨタのレンタカーのカウンターに行き、番号札を渡された。

揃った、3組でバンに乗って、レンタカーの営業所へ。先得予約のＪＡＬ割引で96時間、

16日の午後1時までの条件で24000円Ｓクラスで車はヴィッツだった。

ここから20分ぐらいで花畑牧場に向かう。雨は降っていたが、

レンタカーの営業所で傘を貸してくれて、荷物の中から取り出す必要がなく、

有難かった。ナビどおりに花畑牧場に着き、まずは腹ごしらえで、レストランへ、

メニューは帯広名物の豚丼しかない。お目当ての食べ物でホエ―豚がたれ付きで美味しかった。

このあとは、工場見学、お土産(メープルの生キャラメルを購入)、

カフェ(アイスクリーム、生キャラメルソースのスポンジケーキが下地)と進んで、

車に戻り、120ｋｍぐらい離れたトムラウシ温泉に向かった。依然として雨は降っていた。

信号が滅多にない道を進んだ。セイコマートというコンビニで明日の為に、２Ｌのお茶を購入した。

そこからの50ｋｍは山の中を走り、5時過ぎに、トムラウシ温泉の東大雪荘に着いた。

フロントでトムラウシ山登山は明日、可能と聞き、朝の4時ぐらいに出発したほうがいいと、聞いた。

まずは、温泉に入りに行った。露天風呂は雨もなく、風もなく、台風が近づいているとは思えなかった。

夕食のレストランで日本百名山ののれんが気に入り、売店で購入した。 
　　


13日は午前2時30分に起床した。東大雪荘で貰ったおにぎりを朝食でいただき、

1時間ぐらいごたごたと出発の準備をしていて、車に乗りこんだ。あたりは真っ暗で、

途中、分岐点を見逃さぬように、ゆっくりと運転した。

4時頃、短縮登山道に着いたら、すでに2台の車が駐車していた。車中泊の人だろうか。

　


台風は津軽海峡辺りにまだいるためか、ポツリポツリと雨が降ってきた。

雨具やザックカバーをしたりで、スタートは4時30分ぐらいになった。

登山道口から幅2mの道 はゆるやかな登り道だ。


　

だいたい700mで温泉口からの登山道と合流した。途中、石の階段の道もあったが土の道が続き、

雨を含んで、柔らかい。靴がのめりこんでしまう。カムイ天上を過ぎ、新道に通る頃合いからは

泥との格闘になった。下手すりゃ、足首まで埋ってしまうので、どこに足を置くかを、考えながら歩く。

あまり景色は木に覆われて、視界はよくなかったが、左手に木が開けて、

遠くが見えるようになってきた。ただし、雲で山並みは見えなかった。


　　　　　


ルートは下りになって、ﾄﾚｲﾙランナーが抜かしていった。長靴で登山している人にも抜かされた。

　　


下りきったところがコマドリ沢で多少、増水していたが、沢渡り出来た。ここからは登りになり、

沢伝いに歩く、花が多くなってきた。アザミの花は平地よりも大きく感じた。

この辺りから、泥の道ではなくなり、また雨も止んで、歩きやすくなってきたが、

先ほど、抜かしていった、ﾄﾚｲﾙランナーが戻ってきて、前トム平先は風とガスが強いとのこと。

この先の多難さが思いやられるが、とにかく進む。前トム平を進み、岩場、ゴロ石を通ると


　　


風通しが強く、寒く、たまらずに大きな石の陰で風を避けながら、寒さ対策で雨具を上下着こんだ。

後ろから来ていた、薄着の人も同じく、雨具を防寒で着替えていた。岩場の道をマークを見逃さぬように、

ゆっくりと進み、トムラウシ公園に着いた。大きな岩が点在し、川と花畑できれいだった。


　


　　　　




そこからまたガレ場の道を通り、頂上と思われると、また先があり、それを繰り返しながら、

やっと頂上にたどり着いた。登り始めて6時間15分かかった！標識の所で記念撮影した。

雲、ガスの為、展望は見えず、風で寒いので、早々と下山した。

　　　　


帰りは台風が遠ざかるからか、段々と雲が切れてきて、眺望が覗めるようになった。

はっきりと頂上が見えるようになった、トムラウシ公園でお昼ごはんのおにぎりを食べた。




　　


花の写真を撮り、前トム平、コマドリ沢、カムイ天上と下りていった。

この日はせっかく用意していたスパッツをしていないので、泥が登山靴の中まで入らないように、




　　　　



また、何度も転倒したので、服も汚してしまった。 下り始めて、5間40分かかって、駐車場に着いた.

車の所で、着替えて、東大雪荘に戻って、靴と雨具のゴアテックスを洗った。

ここから白金温泉の道に移動だ。 車を走りはじめて すぐに、道路の真ん中にキタキツネが座っていた。



　　　



エサを媚びているのか、逃げようとしない。写真を撮った。この後新得町に出るまでに、

鹿を6匹、キツネを4匹見ることが出来た。走り始めて30kmで携帯が圏内

になり、遅れることを宿の林道に伝えた。ナビの到着予定より、早く7時45分ぐらいに着いた。

早速ご飯を食べた。翌朝は6時に出発する旨を伝える。朝飯はなく

なると500円引き、朝と昼はおにぎりを作ってもらった。トウモロコシを二つ貰った。

ここの売店で買った塩チョコが後で役立った。花畑牧場の生キャラメルより

も美味しかった。泊まり客は我々だけらしく、暑めの温泉にゆったりと入った



　　

　

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