八幡平・岩手山 2013.10.13~14
10月12日
名古屋小牧空港からFDA18:15発ー青森行きに乗り、1時間15分ぐらいで青森空港に着いた。
荷物を受け取り、空港に併設された事務所でレンタカーを借りた。
コンビニへ寄ってお酒とつまみを買って、去年泊まった酸ヶ湯温泉(沢山の車が停まっていた)を通り越して、
谷地温泉(やちおんせん)に1時間弱で着いた。
出発前、小牧空港のロビーで夕食の弁当を食べたので、今日の宿泊は朝食だけの予約だ。
本館の10号室を案内してもらい、荷物を降ろす。ベットと布団が用意されていた。
今までで初めての組み合わせの部屋で驚いた。休憩もそこそこにして温泉に行く。
この谷地温泉は、日本3秘湯の一つです。湯船が、2つあって「下の湯」がぬるく、「上の湯」が熱かった。
向こうが「上の湯」、手前が「下の湯」の湯船
10月13日
谷地温泉の正面 付近の散策コース
谷地温泉の周りには散策コースが2つあった。小雨の中、朝食前に歩いてきた。
温泉が湧く、池があった。食事後、八幡平に向かって、出発した。
奥入瀬渓谷沿いをドライブする。途中、石ノ戸で車を止めて休憩所に寄り、川の方へも下りて行った。
東北自然歩道のルートにもなっている道だ。渓谷美は紅葉が際立っていた。
十和田湖方面へ向かうといろいろな滝が出てきた。十和田湖に少し立ち寄り、桟橋で観光船をバックに写真を撮った。
奥入瀬渓谷
東北自動者道に乗って、松尾八幡平ICでおりて45号線を走ると、
さくら広場で「山賊祭り」が開催されていて、渋滞の波に飲み込まれてしまった。
会場を通りすぎて23号線の日本百名道の八幡平アスピーテラインに入ると、やっとスムーズに走れるようになった。
当初、茶臼岳バス停駐車場に駐車して山頂まで歩き、頂上バス停からバスに乗り駐車場へ戻ってくる予定だった。
しかし、渋滞で時間が無くなってしまったので、まずは山頂に近い、見返り峠の駐車場まで行くことに!!
雨交じりの冷たい風で、ゴアテックスの防寒着を着こんで車外に出たが、とりあえず、昼食を食べる為、食堂に行った。
観光客も多く、チケットを購入してから食事出来るまで時間がかかった。食堂一番人気というカレーライスを食べた(本当に一番??)。
登山口からの、八幡平の頂上へは900mだった。
雪が残っていた。昨日降ったそうだが、今年の初雪だった。鏡沼・メガネ沼を経由して頂上へ。平だから平坦だった。
八幡平登山口 メガネ沼
小雨だった頂上 オオシラビソの樹間
頂上もコンクリートの道だった。
寒い小雨が降ってきたので、帰りは、最短の道で、ガマ沼を経由して10分ぐらいで、見返り峠の駐車場に着いた。
駐車場の売店で、八幡平と岩手山(明日、登頂予定)のピンバッジを購入した。売店の出入り口に掛かっていた寒暖計は、3度だった。
突風が吹いていたので、体感温度は、マイナスだった(+o+)
車に乗り込み、八幡平アスピーテラインを秋田方面へ下って行くと、紅葉の名所の「ふけの湯」「大沼」に出た。停車して写真を収めた。
湯気と紅葉のふけの湯
山頂周辺のメガネ沼のあたりのオオシラビソ林は群生密度が日本一といわれている。冬場は樹氷林となる。
八幡平は紅葉の時期に来るのが良いですよ(^_-)-☆ ドライブだけでも十分楽しめるところです!
私達は、時間が無くて天候もみるみる悪くなって、ゆっくり歩けなかった事が、とても残念です。
大沼の紅葉はランキングが上位
この日の宿泊は、乳頭温泉の「蟹場温泉」。料理は名前どおり、蟹がついていた。
男女共、岩風呂・木風呂・露天風呂が有りました。
蟹場温泉の晩飯 まだ紅葉は早かった露天風呂
10月14日
7時からの朝食を早めに済ませた。
車のナビで岩手山の登山口の馬返しのキャンプ場までを検索すると、1時間30分で到着予定だった。
昨日のように渋滞に巻き込まれるといけないので、早めに出発する。
天気は快晴で道路の気温は8℃を示していた。昨日よりも暖かくなりそうだった。
途中、コンビニでお昼ご飯のサンドイッチやおにぎりを購入して、馬返しの駐車場に着いたのは9時だった。
駐車場から登山口までは、ほんの数分です。
登山口で湧水(鬼又清水)を飲んだ。冷たくて美味しかった。
晴れていて穏やかな朝、目の前に鎮座する岩手山に向かってスタートです(^o^)/
登山口の標高は約650m頂上まで5.5km標高差は1388mです。
9:16分登山口出発! 薪を避難小屋まで持っていくため、置いてあったが、運べず。
9:37分0.5合目の旧道と新道の分岐点に到着! 新道コースを行きます。
9;48分1合目到着 1合目までは時間がかかったのは、距離ではなく、標高で計算しているから?
ミズナラの木が多かった。
10:00 2合目到着!2合目の手前の階段の木道は振り返ると展望が良かった。
三年前に登頂した早池峰山が見えた。
2合目手前の木道 振り返ると早池峰山
10:05分2.5合到着旧道との合流するところあり。ポンポンと自衛隊の演習の爆音が聞こえた。
10:14分3合目到着 溶岩の道が出てきた。5合目までのガレ場は通称「石パネ」
10:27分4合目到着 標高1250m頂上まで3150m 大岩の浮き石で歩きにくい。
10:42分5合目到着 勾配がきつくなってきた。
11:04分6合目到着 大岩「御蔵石」が今にも落ちそうで、注意と書いてあった。
11:21分7合目到着 新道と合流するところあり。活火山だからラジオで常に情報を入手して下さいというただし書きあり。
ここからはなだらかな道が続く。
11:34分8合目到着 避難小屋あり。小屋前には「御成清水」という水場がある。下山途中、その小屋で昼食を食べた。
11:48分9合目到着 不動平の鬼が城との分岐点 ここから細かい火山灰の土の道(火山砂礫)で足が埋まってしまい、歩きにくい。
やっと稜線のお鉢めぐりの道に出た。とても風が強い。地蔵さんが並んでいる。御苗代湖が眼下に見える。
12:21分 2038m頂上到達 山頂は薬師岳、中央は大きな火口。
火口壁内には妙高岳と呼ばれる火口丘があり、麓に岩手山神社奥宮がある。お鉢参道には三十三観音石像が並んでいる。
火口壁に沿って、ぐるりと1周して不動平、避難小屋に戻った。
8号目避難小屋では岩手山山岳協会の人達がTシャツ等の販売をしていた。セルフサービスのコーヒーが100円。
昼食のパンを食べると、温かくて美味しかった。帰りは新道を通って帰った。樹林の道は旧道よりも歩きやすかった。
15:00に駐車場に戻ってきた。
7合目獅子頭祠
踏ん張れない火山砂礫 三十三観音
お鉢めぐりの道
妙高岳 御苗代湖
山頂にはコマクサの絵が 頂上の地蔵さん
岩手山神社奥宮 八合目避難小屋ここで100円で地図買った
帰りには小岩井農場でお土産を買って、
岩手花巻空港の19:00のフライトで春日井に戻りました。