学能堂山
2020.6.7
「ベニバナヤマシャクヤク」が見頃なので、駐車場も混むだろうと思い、夕食、入浴を済ませて前夜に自宅を出発!!
2時間半かけ、奈良の道の駅「伊勢本街道御杖」に着いて、車中泊(仮眠)をしました。
車の中で朝食を食べ身支度して、道の駅にそのまま車を駐車して、朝6時半過ぎに出発。
周回コースで登山予定だからです。まず、奈良県側の「登山口上村」までアスファルト舗装の道を4.5㎞を歩く。
途中、「御杖神社」を通ったら、樹齢600年という立派な杉の大木があった。
上村の登山口の駐車場は3,4台ぐらいしか止めれない。登山口の案内も小さくて、見落としそうだった。
由緒ある御杖神社 白いクリンソウ
丁度、登山口の看板がある、民家の排水口に散りかけの「白いクリンソウ」があった。
山頂まで4.1kmの表示あり。少し歩くと金網のフェンスがあり、開けて入って行く。
沢沿いの植林の杉林を緩やかに登っていく。
あちこちで「フタリシズカ」が咲いているが、うす暗い道なので、花は期待出来そうにない。
1㎞ぐらいで見落としそうな林道・登山道の分岐点あり、山頂へは左で行ったが、後から地図見ると右に行っても山頂に行けたみたいだ。
歩き始めて1時間近く経って、「小須磨峠」の標識が出てきた。
しばらく行くと単独の若者とすれ違った。「ベニバナヤマシャクヤク」について聞いてみた。
彼は「花は、頂上付近で2株しか咲いていない」と。
それは違うのではないかと思いながら、進む。
単調な杉林 頂上感ない白土山
深い鞍部の向こうの学能堂山
ここからは自然林になってきて、ちょっとしたアップダウンを繰り返しながら980m「白土山」に到着。
この辺りで、幹がすべすべのシャラの木があった。『学能堂山』が正面にはっきり見えた。
頂上には沢山の人がいる。ここから鞍部に下り、急登を登って行く。
頂上直下へ行くと、「ベニバナヤマシャクヤク」を目にすることが出来ました。
鞍部の底から急登の始まりです 一番最初に見つけました
頂上はだだっ広くて、多くの登山者が、頂上で点在するその花を観賞していました。
花の数は50株以上あったのでしょうか。花は見頃で、紅は華やかで、見に来た甲斐があったと思いました。
大体の花を見てから、頂上に行きました。
9時20分でした。3日前までは雨の予報でしたが、晴れて、展望も良かったです。1021mの頂上は広かった。
写真を撮って、ベニバナシャクヤクの近くでおやつを食べて、下山しました。
下山は、「杉平コース」で帰ります。こちらのほうがメインコースで、続々と登山者が登って来ました。
今年一番登山者の多かった山でした。下りは1時間ちょっとで登山口に着きました。
それから道の駅まで国道368を歩いて行きましたが、サワガニ・亀が歩道を歩いている、のどかな道でした。
着いた道の駅はライダーが沢山休んでいました。
昼食用にリュックに入れておいた焼きそばは、道の駅の建物裏手で作って食べました。
頂上は360度展望良し
他のベニバナヤマシャクの生息地は立ち入り禁止だそうです