福島登山1
2012.8.12 安達太良山
小牧空港を7時50分に飛び立てば、8時50分、新潟空港に到着した。
前日から気にしていた天気予報では、雨だったはずなのに、、、青空が迎えてくれた!(^^)!
トヨタレンタカーでパッソを借り、安達太良スキー場をナビの目的地にセットして、いざ出発。
目的地までは170kmだ。
高速を乗り継いで、岳温泉のコンビニで昼食を購入して、奥岳駐車場で登山開始前におにぎりを食べた。
登山口前で記念撮影をして、12時15分から登山スタートした。
登山口の横にはスキー場がありコスモスが満開だった。
まずは、ゴンドラの『あだたらエクスプレス』で標高400mまで10分で登る予定だったのだが・・・
午前中は、運行していたそうだが、トラブルの為、点検で運行していない。
ゴンドラの係員に運行再開の見通しを尋ねると、今日は運行出来ないそうだ。
歩くと、山頂まで3時間かかるとのことだった。
奥岳登山口で記念写真を撮っていた時は、まだゴンドラが動いていると思っていた 分岐でスキー場方面へ向かう
お昼を過ぎていて、想定外の出来事ではあったが、覚悟を決めて、
スキー場の下を薬師岳方面に足早に歩きだす。
山ユリが咲いていて、歓迎してくれているのだろうと、勝手に解釈する(^_^メ)
登山道はスキー場のリフトの下を概ね通ったりして、1時間弱で『薬師岳』に着いた。
ほんとの空の記念碑があった。
ほんとの空の記念碑 木道の周遊道
高村光太郎の智恵子抄の「あどけない話」より
智恵子は東京に空が無いといふ、
ほんとの空が見たいといふ。
私は驚いて空を見る。
桜若葉の間に在るのは、
切つても切れない
むかしなじみのきれいな空だ。
どんよりけむる地平のぼかしは
うすもも色の朝のしめりだ。
智恵子は遠くを見ながら言ふ。
阿多多羅山の山の上に
毎日出てゐる青い空が
智恵子のほんとの空だといふ。
あどけない空の話である。
ゴンドラ頂上駅周辺は、整備されていて、木道を歩いて周遊出来るようになっていた。
この辺りでは、観光客らしき人達とすれ違った。
少しの間だったが、小雨がぱらついたので、傘をさして歩いたりもした。
木道を20分ぐらい行くと、『仙女平分岐』に着いた。ここからはガレ場で勾配もきつくなって、
浮き石で足をすくわれながら、14時ぐらいに頂上に着いた。
安達太良山頂から上に岩石の岩山があり、乳首山と呼ばれている。
安達太良山頂上 乳首山
頂上で反対方向からやって来た、地元の学生らしい人と、お互いに写真を撮りあった。
帰りのコースなどの情報を聞いて、別れた。
山頂の空はガスで曇っていた。
鉄山方面に行き、火山口を覗いて、右折するつもりが、
右折の道が分からずに、また頂上まで戻ってきた(-。-)y-゜゜゜
鉄山方面 小屋の裏側
頂上から峰の辻方面へ降りだすとそこは、細い岩場の道だ。30分ほどで蜂の辻の標識に到着した。
くろがね小屋方面へのガレ場を歩いていくと、小屋までは900mという標示があった。
シンボルのクロガネ 小屋の売店
ガレ場の900mは遠い!浮き石で転ばぬように、下っていき、
25分ぐらいで、曲がり角を過ぎたら、急に小屋が現れた。
ここは温泉がある。入浴のみで400円だそうだ。コーヒーを注文して、頂いた。
くろがね小屋から下山の道は、緩やかな下り坂の土の道だった。
トレイルラン用のシューズだったので、気持ちよく走って下った。
途中、勢至平からは馬車道と旧道との分岐があったが走りやすい、馬車道を選択した。
鳥川橋を渡って、遊歩道入口を過ぎたら、スキー場が見えてきて、登山口に着いた。
奥岳登山口0:28−五葉松平13:04−薬師岳13:12−仙女平13:34−安達太良山頂上14:03
−蜂の辻14:41−くろがね小屋15:07−八の字15:44−奥岳登山口16:05
駐車場に戻り、途中のコンビニで聞いた、ホームセンターでバーナー用のガスを購入して、
今晩の宿泊地の『あだたらふれあいセンター』に向かった。
夕食 朝食
夜は、ロンドンオリンピックの男子マラソンをテレビで見ていた。