大山登山

2013.7.20・21



米子自動車道の溝口ICで下りて、さらに暗闇の中に車を走らせて行くと、南光河原駐車場に着いた。

そこには、登山届の受付場所があった。

駐車場は、ほとんど満車だったが入口付近が空いていたので、とりあえず、駐車して仮眠した(-_-)zzz。

6時過ぎに他の登山者達が動きだしたので、我々も朝食を食べて、登山を開始する。

南光河原の大山寺橋にイワツバメの群れが飛んでいた。

夏山登山道の登り口が分からなかったので、近くを歩いている人に尋ねると、

登山道への近道(駐車場の奥から行く、地図には載っていない、地元の人しか知らないコース)を教えて下さった。

その方は、地元の方で時々大山に登ってみえるみたいだ。

 


 


  


阿弥陀堂がすぐにあったので、ちょっと寄り道して参拝する。

阿弥陀堂は大山寺に現存する建物のなかでは最古だそうだ。

駐車場では寒かったので、長袖のシャツをはおっていたが、登り始めると、汗がしたたり落ちる。

真夏の登山だということを忘れていた。


脱いで、半袖の格好で登り始める。標高と合目の標識があった。

ミズナラの樹木は4合目ぐらいからはブナの林に変わった。

6合目で視界が開けて、日本海、快晴でないと、めったにみることが出来ない「隠岐の島」も見えた。

そして大山北壁が見える。

八合目から山頂までは木道が続き、国の天然記念物ダイセンキャラボク群落の中を抜けていく。

駆け抜ける風が涼しく感じる。勾配が緩やかになり、山頂も見えてきた。

弥山(伯耆大山:標高1729m)まで標高差約950m、歩行距離2.8kmを2時間で山頂に到着した。

山頂で記念写真を撮ってもらった。

木の階段のところでお茶を飲んで休憩してから、避難小屋を覗いて、帰り道を行く。

山頂周回の木道を今度は石室の前を通る。石室は大正時代に避難場所として作られたそうだ。

近くには池があった。

 


  
 
  




 

 

 

 



 

 

 

   
 
 

夏山登山道を下っていくと、7合目付近で、子供会の行事なのか、

5,6才ぐらいの子供達がお母さんに連れられて、登ってきた。

子供が登れるこのコースは、安全なコースなんですね(^_-)-☆ 

6合目を過ぎたところで、行者谷コースの分岐点があり、元谷に続くコースを選んで進んだ。

ほとんどの登山者は、夏山登山道の往復で登山をしていた。

元谷に続くコースの最初は、森の中の狭い道を歩いた。誰にも出会わなかった。

暫く行くと、背中に背負子をしょって、飲み物の箱詰めした荷物を何段も重ねて運搬していた夫婦とすれちがった。

頂上の避難小屋で販売するためだろうか?? 華奢な女性が、重たい荷物を運ぶ姿には驚かされた。

やっと元谷に着いた。ここでは、これから大山頂上を目指す?登山者数名と挨拶をした。

元谷は北壁から崩壊してきた土砂がたまり、広大な川原状となった場所で大山北壁のスケールたっぷりの絶景は迫力があった。

自然林をぬけると、大神山神社奥宮に出て、ここに登山道の標識があった。大山寺旅館街を通って、駐車場に戻った。