四阿山・草津白根山

2014.7.20・21

 

 

自宅から菅平高原の登山口(牧場駐車場)まで、4時間ぐらいで到着した。

4時間程度、車の中で仮眠した。5時頃目覚めたら、辺りはすっかり明るくなっていた。
バーナーでコーヒーを沸かしてパンとヨーグルトを食べた。

支度をして歩き出したのは、ちょうど6時だった。

登山口の公衆トイレの横は、牧場になっていて10頭くらいの牛がいた。
人懐っこい牛が、数頭近寄って来た(*^_^*) ここは、標高1590m



駐車場横の案内図                      ウシさんからの牛乳差し入れは無し


登山道を四阿山方面へ右折した。300mぐらいの塗装された道を歩くと、
中四阿経由の四阿山登山口
という標識があり、ここからが登山道だった。

 

少しの間、登山道の横は牧場だった。この辺に牛はいなかった。やがて、牧場から離れた。


最初は牧場横を行く                   次には沢を渡ります


マツムシソウとアヤメが咲いている道は、まだ平坦だった。
沢にぶつかって、沢にかかる丸太橋は4
本の丸太を組んでいて、揺れて、バランスを崩しそうで、怖かった。

白樺林の中は明るい草地の道で、登って行くと、小さいピークがあった。
「小四阿」標高
1917mです。標識があるので、場所が特定出来ます。


白樺並木のゆるやかな道                               見下ろせば菅平


ここで、展望が開けて牧場方面の高原が見下ろせた。とても綺麗な景色でした。
「小四阿」を過ぎるとミネウスユキソウ
の花が目立ってきた。
右手に四阿山、左手に根子岳が見渡せるようになってきた。
土の道から火山性のガレ場の道となり、高い樹木がなくなり、

花の多い草原を通って「中四阿」に到着。ここは、標高2106m

 
左根子岳右四阿山                       ミネウスユキソウ

中四阿の大岩                     百年に一度??のササの花


「中四阿」は大岩が積み重なっていて、火山の爆発によって作られた光景だそうだ。

ここのピークから低木帯を下って行き、鞍部を過ぎると、急登になった。

ダケカンバやシラビソの林の横には、テガタチドリウスユキソウがきれいに咲いていて、
疲れた身体の癒しになった。

暫く行くと開けた場所に出た。
ヤブササが広がっていて、ササの間の道に根子岳と四阿山の分岐点の標識があり、
ここから四阿山の頂上までは700mだった。

頂上までの道は、なだらかで木道の階段を登っていくと、四阿山の頂上に着いた。
標高2354m





頂上には標識と祠が、上州(群馬)と信州(長野)とで2つずつ有った
登山者は他に誰も居なかったので、セルフタイマーで記念写真を撮りました。

 

ゆっくりする間も無く、直ぐに下山します。今度は、分岐点を根子岳の方向に下ります。
鞍部の大隙間までは樹林の中の急坂を下ります。

ここの急坂を下り(四阿山→根子岳)にして、正解でした。
逆方向(根子岳→四阿山)で通過すると、かなりしんどい坂です(@_@;)

この日は雨の予報でしたが、ここまでは雨に降られなかった。
しかし昨日までの雨の影響で、道は泥沼状態で、トレランシューズが泥に埋まってしまいました。

・・・・・≪有り難いことに、その晩に宿泊した旅館の女将さんが、トレランシューズをきれいに洗ってくれました。≫

鞍部の大隙間の辺りは、ササ野原で気持ちの良い道です。

雲がかかっていて、根子岳の頂上や景色を見渡すことが出来ませんでした(T_T)/~~~


大隙間のササ原                             火山で飛んできた大岩


笹原を登ると、大岩を積み重ねているところに出てきた。
ヶ所あって、2つめの所では、3人程休んでいたので、頂上と間違えてしまった。

大岩をくぐってから、一旦下って、笹の道を登った所が、根子岳の頂上でした(^。^)y-.。o○ 
 石段で組んだ祠が祀られていた。

時45分ぐらいに到着しました。
根子岳の頂上は、四阿山の頂上よりもずっと広かった。
ツアーでの登山者を含めて、20~30
人以上の人達が休憩していました。


 

祠で記念撮影して、牧場管理事務所の横に有る駐車場まで下山します。

四阿山から根子岳の道は、爆発火口壁で急斜面な所もありました。

しかし、根子岳頂上から駐車場までの登山道は、緩斜面なのでファミリーや高齢者の方にも歩き易いです。

確かに、根子岳から駐車場までの下山中に小さなお子様連れや老夫婦などに何組も会いました。

登山口の駐車場まであと少しの所に有る展望台の東屋からの眺めは、雲であまり見えなかった。

東屋から木道の階段を下って行くと、登山口に着いた。
登山口の横に有る牧場の売店でソフトクリームを食べました(^_-)-☆


 
牧場へ下る多くの人が上がって来た                             ブルーベリーとバニラ


牧場の駐車場から車に乗って少し行くと、管理事務所の小屋が有り、
中からおじさんが出て来て駐車場代を請求された。
一人200
円で400円支払った。

菅平は、ラグビーの合宿などで有名です。あちらこちらの宿泊所には、有名大学の旗やのぼりが立ててあった。

サッカーコートで、小学生達がサッカー大会をしていたところを通りかかった。

その夜、テレビニュースで知った。
上田市の菅平高原で、サッカー大会に参加していた小学生らが嘔吐(おうと)や下痢の症状を訴え、搬送された」

まさに私達が見かけた小学生達だった。
何気なく見ていたユニホームとテレビに映ったユニホームが同じだった\(◎o◎)/!

夏休みになって、駒沢大学の陸上部も合宿に来ていて、実業団やら一般のランナーもロードを走っていた。

歩道がなくてランナーに気をつけながら、草津白根に向かった。

 

牧場駐車場555~登山口600~小四阿700~中四阿735~根子岳分岐点808~四阿山の頂上~
820~大隙間915~根子岳頂上945~展望台1025~牧場駐車場1045

 

 

菅平から白根山に向かう途中、うどん屋で昼食をとった。
時間半ぐらいかけて、国道292号線で草津温泉を抜けて、白根山に到着した。

 

6月3日から草津白根山は、噴火警戒レベル2になっていた。
火口
(湯釜)から1km
以内の立ち入りが制限されている

よって「湯釜見学コース」は立ち入り禁止の為、「本白根コース」を歩きます。

「本白根コース」は白根火山ロープウェイを利用します。
山麓駅から山頂駅2027m
まで、13分・往復1500円也~。

また、本白根コマクサリフトにも乗って、上を目指します。


コマクサリフトの乗り場                                     ダケカンバの木道


コマクサは珍しくないほどありました                              岩の向こうが展望台


コマクサリフトを降りて、係員に何処まで行けるのかを尋ねる。
本白根の展望台をゴールとして、折り返すことにします。

片道2km弱です。ダケカンバ林の木道の道を歩いて案内看板を過ぎると、火山口のカラ釜の窪地が左手にある。

探勝歩道の右手の砂礫地の中に、コマクサの群落がきれいに咲きほこっていました。

丁度、〖コマクサ祭り〗が行われていて、見どころでした。ここから、展望台までずっ~と咲いていました。

白いコマクサは見つけれませんでした。展望台での360度の風景は、曇っていて遠くまで見渡せませんでした。

仕方なく、足元のコマクサを見ていました(p_-)

本白根コースの鏡池の方へ周回しないで、歩いて来た道を折り返します。
木道を経て山頂駅に着きました。有毒ガスが辺りにたれ込めていたので、

足早にゴンドラに乗る。
帰りのロープウェイの中から下を見ていると、野生のカモシカさんが横切っていました!(^^)!



 


この日の宿泊は、渋温泉の〖金具屋〗でした。24時間入浴出来る内風呂が8つ有りました。

その中の5つは、貸し切り風呂で、空いていれば24時間無料で誰でも入浴出来ました。

頑張って頑張って、8つのお風呂を全部入りました\(~o~)/

また、温泉街には、外湯が9つ有りました。外湯は何とか、4つ入浴しました。これで精一杯でした(●^o^●)



 

  アヤメ                      マツムシソウ

 

 
ミヤマウスユキソウ                     テガタチドリ

 

 

    ニガナ                    ヤマホタルブクロ

 

 

ヤナギラン                    ノハラアザミ