浅間山登山 2013.8.29
夜中3時ぐらいに高峰高原ホテルの駐車場に着いた。仮眠をして、5時過ぎに起きて朝食を取った。
かなりガスっていて、視界が悪かった。まだ8月の終わりだが、標高2000m近くの早朝は、さすがに肌寒かった。
駐車していた他の車の人達も支度し始めた。どなたも重装備で、ゴアテックスの合羽を着ていた。
私達は、晴天という天気予報を信じて、薄手のウインドブレーカーしか持ってこなかった。
支度をしながら少し後悔していたところ(-。-)y-゜゜゜ 隣を通っていった男性は、半袖だった。
妙に安心出来て、半袖に長袖を重ね着して、さぁー、登るぞー!!気持ちが高揚してきた。
ホテルのすぐ隣には、高峰山の登山口が有り、1時間半くらいで往復してこれるそうだ。
ちなみに、高峰山の登山口は長野と群馬の県境でした。
そのすぐ先にの高峰高原ビジターセンターの横が浅間山の車坂峠登山口で表コースと中コースの分岐点になっていた。
往路は、表コースを選んで登り始める。6時10分ぐらいだった。天候は曇り。
しらびその森で、赤土の道や木の階段・石の階段の道、マツムシソウ・リンドウが咲いている道を歩いて
1時間程でシェルター(噴火時の避難所)が出てきた。
表コースは時々展望が開ける。ト―ミの頭という奇岩が見えてきた。
ト―ミの頭に着くと、浅間山(前掛け山)が対面によく見えた。
頂上は雲がかかって、見えなかった。黒斑山(くろふやま)方面に向かう。
稜線伝いの道は視界が開けていて解放感抜群だった\(^o^)/
曇りの天気が快晴になってきて、気温も上がってきて長袖を脱いで半袖になった!(^^)!
浅間山にかかっていた雲が飛んで行き、全貌が見えるようになった。
3年前は浅間山が噴火レベル2の時は黒斑山までしか登れなかったそうだ。
この日、稜線だけを歩いて、ここで引き返す人もいた。
2404mの黒斑山から林間コースを通って、2365mの蛇骨岳、2319mの仙人岳、2254mの鋸岳の稜線沿いの道!!
快晴になったこともあって、群馬の町やら湯の平が眼下に見下ろせて快適なお散歩ルートだった。
鋸岳の手前に岩にJバンドというペンキで書き込みがしている場所から下って行く。
火山で崩壊した壁の岩山を急降下して行く。
火山の土質でしらびそがところどころ生えている場所なので、庭園みたいで綺麗な場所だ。
賽ノ河原のところに自己責任で登山して下さい、という看板があつた。
賽ノ河原から前掛山へは、徐々に樹木が減ってきて、やがて、瓦礫(ガレキ)の道となる。
コースマップでは頂上まで90分となっていた。ひたすら登る!!
ロープが張っていたところが、立ち入り禁止のところで、まっすぐ行くと、浅間山の火口だが、外輪山の前掛山方面に向かいます。
途中、シェルターの脇と通って、崩壊した絶壁の上の尾根筋を登って、「浅間山」という標識のところが頂上です。2524mです。
帰りにシェルターのところで、30分程、湯を沸かして食事をしてから、まず賽ノ河原まで下山しました。
賽ノ河原からの分岐部で湯の平口方面に向かいます。なだらかで、快適な道です。
ミヤマシロチョウがアザミの蜜を吸っていました。
湯の平口の分岐部で、今度は草すべり方面からト―ミの頭まで登ります。
この登山道は、かなり勾配がきつい(@_@;) 前掛山のガレキの道よりも、きつかった\(゜ロ\)(/ロ゜)/
狭い道の草をかき分け、1時間弱で、やっとト―ミの頭へ。今回の登山では、この先に登りはないと、一安心です(~_~メ)
暫くすると、表コースと中のコースとの分岐部が出てきた。復路は中のコースを選択して下山した。
中のコースは、下り一辺倒で距離も若干表コースよりも短く、登山口に早く戻ることが出来た。