雨飾山 2014.9.15


戸隠キャンプ場から2時間、車を走らせて山越えの狭い道を気をつけて、小谷温泉「山田旅館」に4時ぐらいに到着しました。

女中さんに、登山の翌日の朝食はおにぎり弁当にするかどうか?尋ねられましたが、旅館で食べてから、出発することにしました。

江戸時代に建てられた、文化庁の登録有形文化財の本館に泊まります。

温泉は、日本秘湯の会に登録していて、内湯は2つで高さ2mのうたせ湯が特徴のところと露天風呂が併設されているところがありました。

まずは、夕食前にさっと入って、別館の大広間で5時30分から夕食を食べました。後からゆっくり温泉を楽しみました(^_-)-☆


   



   

草餅は、山田旅館の名物でデザートに出されていました。甘さ控えめで美味しかった。

注文が多かったのは、日本酒の「雨飾山」で、私が注文したら、品切れで、隣の人が一杯、お銚子に注いで、飲ませてくれました。

美味しかったので、土産店でお土産に買ってきました。


 

翌朝は7時から朝食です。品数沢山で美味しかった。30人中、5人ぐらいは、早朝に山に行きました。

登山口の雨飾高原キャンプ場の駐車場は満員で路肩に止めました。

旅館からは10分程で着きました。支度をして、8時ぐらいに出発です。

登山口には山頂まで210分という案内がありました。

400m毎に標識があり、11まであるので、山頂へは4400mということになります。

歩き始めは、湿地帯で木道から川を眺めると、禁漁区なので岩魚が優雅に泳いでいました。

オニオシオガマの花
が満開でした。2の標識までは、平坦で、2を過ぎると、いよいよ登り始めます。

ここまでが20分で来れました。



  


     


   
 

途中でブナ平という地名がついている、ブナの原生林を行きます。

何人かの登山者に会いますが、昨日の高峰山ほどは混んではいません。

標識5と6の間のブナ林が途切れるところで、見晴らしが開けて谷が見えるところで、布団菱が見えるようになりました。




ここからトリカブトが咲いている道を下って鞍部の荒管沢へいき、沢の石を渡って横断します。

ここからの眺めがベストビューという人もいて、数人が休んでいました。

梯子を使って登る場所も通過して、また高度を上げていきます。

リンドウ・ヤマハハコ・アザミの花
が咲いていました。

標識7から9
までのあたりは岩場で勾配で、ロープ・梯子を利用します。

ちょっとしたピークを過ぎて、なだらかな笹平まで来ると、日本海が見えます。

山頂まで40分と書いてありました。大きな花のアザミは「鳥海アザミ」が咲いていました。

鳥海山で見て以来なので、なんだか懐かしく感じます。

ここのあたりでは、下山してくる人とすれ違い、道を譲り合っていました。

10の標識を過ぎて池を過ぎると、最後は急登です(^_^メ) 

雨飾山は双耳峰で北峰には石仏と石祠がありました。

山頂の南峰には10時55分に到着しました。



 

 

 

この日は少し曇っていましたが、ガスはなく、遠くまで見渡せました。

後立山連峰・北アルプスなど360度の展望です。

今年、久しぶりに頂上から展望を楽しめました(*^_^*)

 記念撮影をして、風も緩やかだったので、お茶を沸かしてスープを作って、ソーセージを焼き、パンを食べて昼食にしました。






 


下山は、2時間ぐらいかけて登山口に下りてきました。疲労度は昨日の高妻山の半分ほどと感じました。

夕べ泊まった山田旅館で、無料で温泉に入っていいと、言ってくれたので、有り難く、温泉に浸かってきました。

旅館を出て、少し車を走らすと、蕎麦屋「蛍」がありました。

昨日、蕎麦を食べそこなったので、立ち寄りました。

蕎麦も天ぷらもとても美味しかったです!(^^)! 

 実は、そこは有名な蕎麦屋だったそうで、知らずに訪れて、とてもラッキーでした(^_-)-☆ 

白馬の駅を通って、安曇野ICより高速に乗って帰りました。




 


雨飾高原キャンプ場登山口8:00―ブナ平8:50―荒管沢9;20―笹平10;26―山頂10;55―登山口14:00